小学6年生にとって、ここからの4ヶ月はとても大切です。
中学校進学までの4ヶ月でどれだけ学力を高められるかが中学校での成績に大きく影響します。
特にこれまで勉強があまり得意ではなかった人は、この4ヶ月で復習をして遅れを取り戻しておきたいところです。
『理解力は高いのに学力が低い』という小学生は珍しくありません。
理解力があるけれど、うまく成績に繋がっていないという状態です。
こうした小学生は、暗記に取り組めていなかったり、計算などの練習が足りていなかったり、定着できていないから成績につなげられていません。
勉強するきっかけがあれば、これからまだまだ挽回可能です。
小学校の残り期間4ヶ月頑張って復習すれば遅れは取り戻せるものです。
こうした状況からトップ公立高に進学するような子も、これまで多く見てきました。
ですが、そのまま中学生になってしまうと話が一変してしまいます。
挽回がかなりキビしくなります。
というのも、中学校の勉強は小学校の知識を使って学習するからです。
ここ最近、英語・数学の話をしてきましたが、中学校の勉強では『小学校の時にどれだけ勉強を理解できていたか』によって得意・不得意が大きく分かれます。
なので、理解力が高い子でも小学校の知識不足から、中学校の学習が理解できなくなっていきます。
算数は計算・平均・速さ・割合、英語は単語の暗記、文法の理解をやっていけばまだ間に合う時期です。
小学6年生にとって、ここからの4ヶ月が本当に重要です。