中学校では、学ぶ側のためになってないメニューが押しつけられてることも多いですね。
たとえば、『書き込み式の学校ワーク』もその中の一つ。
本来は、ノートにやるべきだということくらい先生も知ってるはず。
『間違えた問題は繰り返し勉強することで学力が上がる』ことを知らない訳がないし、直接書き込んでしまうとやり直しにくくなることもわかってると思うんです。
では、なぜ直接書き込ませるかというと、『生徒全員のノートをチェックする余裕がない』から。
ノートに解かれると、みんなバラバラのフォーマットになってチェックがしにくい。
ワークに書き込んでくれた方が何倍も、やってるかどうかチェックがしやすい。
だから、ワークに直接やってもらうのが一番点検が簡単。
じゃあ、それが学ぶ側のためになってるかというと、それは違う。
結局、学力が上がりにくいやり方を押しつけられてしまってる。
これって、先生が悪いわけじゃない。
学校の先生がいくら熱意を持って伝えても、宿題をやらない中学生がいることにある。
全員がきちんとやることがわかるなら、チェックする必要もないはず。
たとえば、私立の超進学校で「宿題がない」って学校があるのは、宿題なんて出さなくても全員がある程度勉強することがわかりきってるから。
やらない子たちのせいで、きちんとやる子が非効率な勉強法を押しつけられる。
授業中の私語だけでなく、こういった部分も含めて、きちんと勉強する子たちほど損をしている。
塾での学習は、やる気がある子たちが集中して学習できる授業をしたいと思っています。
学校では「ちょっと待っててね」と言われてしまいがちな、やる気のある生徒が喜ぶ授業をしたいです。
どうすれば身につくのか?
どうやれば成績が上がるのか?
先日の投稿でもお話しましたが、中学生って勉強が楽しいと思っていると、にっこり勉強するんです。
保護者様にもぜひ見ていただきたい表情をして勉強をします。
自分の子どもだったら、あんな表情をして勉強してたら、それだけで嬉しいだろうと思います。
勉強をしたい、成績を上げたいと思っている中学生に、学力を高めることにのみ意識を向けられるような学習をしていただきたいです。