現役学習塾長が選ぶ「中学生向け通信教育」おすすめランキング

本記事では、おすすめの中学生用通信教材を10個に厳選し紹介します。

早速ですが、数ある通信教材の中で、いぶきWebスクールが特におすすめする中学生向け通信教材は次の３つです。

本記事では、各通信教材の特徴やサポート内容、どんな中学生におすすめなのかについて徹底解説します。

これから通信教材を使って学習を始めてみようと考えている人や、どの通信教材を使うか迷っている人は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

中学生向け通信教育おすすめ5選

いぶきWebスクールがおすすめする通信教材は次の5つです。

中学生向け通信教材
進研ゼミ中学講座 （特におすすめ）	必要な物が全て揃う、完全サポートの通信教材。 問題演習だけでなく添削指導･オンライン授業･質問対応・紙教材とタブレット教材の併用も。
Z会	通信教材の中で特にハイレベルな学習が可能。 AIを活用して個別に最適化された学習ができる。
すらら中学講座	不登校の子どもたちの学習にも対応。 AIを活用して無学年学習ができる。対話型のアニメ授業で飽きない工夫がされています。
スタディサプリ中学講座	プロ講師による質の高い映像授業と約1万問の演習問題。 進捗管理と復習を助けるミッション機能を備えた通信教材。
スマイルゼミ中学講座	専用タブレットを使用した学習が特徴。 AIを活用した個別最適化学習と充実したサポート体制を提供。

教材ごとに特徴を解説していきますので、気になる教材の名前をタップしてみてくださいね。

必要なものがすべて揃う、完全サポートの通信教材「進研ゼミ中学講座」

タイプ	問題演習型
料金・コース	ハイブリッドスタイル：タブレット教材と紙教材を併用 中学1年生：6,990円～ 中学2年生：7,140円～ 中学3年生：7,190円～ 中高一貫校生：9,410円～ オリジナルスタイル：紙教材中心の学習 中学1年生：6,400円～ 中学2年生：6,570円～ 中学3年生：7,800円～ 中高一貫校生：9,410円～
対応教科数	9教科(英・数・国・理・社・実技4教科)
カリキュラム	定期テスト対策 高校受験対策 英検対策 中高一貫向けコース有り
映像授業	オンラインライブ授業あり
添削指導	赤ペン先生の添削指導あり
質問対応	テスト前にはオンラインで「ギモン解消クラス」が開催。
専用タブレット	ハイブリッドスタイルでは購入が必要。 8,300円（税込） 6ヵ月以上の継続受講でタブレット代が実質無料に。
サポート内容	赤ペン先生 質問対応 保護者サポート 努力賞制度 英語4技能学習 オンラインライブ授業 全国診断テスト まなびライブラリー ゲーミフィケーション機能 お友だち・ごきょうだい紹介制度
無料体験	あり

最もおすすめの通信教材は『進研ゼミ中学講座』です。

進研ゼミ中学講座は中学生利用者数No.1の通信教材です。
「学校の成績がのびた」と回答した受講者は91%にも及び、その学習効果には定評があります。

進研ゼミ中学講座にはタブレット学習と紙教材を併用するハイブリッドスタイルと、紙教材中心のオリジナルスタイルがあります。

また、学習レベルもハイブリッドスタイルとオリジナルスタイルのそれぞれで学校のテスト対策のために基礎的な内容を重視した「スタンダードコース」と、難関校受験の対策のために応用力と記述力を養える「ハイレベルコース」があるため、自分の学力に合わせて学習できます。

進研ゼミ中学講座のハイブリッドスタイルとオリジナルスタイルの比較についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。

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ハイレベルな学習を求める中学生におすすめ「Z会 中学生コース」

タイプ	問題演習型
料金・コース	中学1年生：月額9,560円～ 中学2年生：月額8,965円～ 中学3年生：月額11,430円～ ※最もお得に利用できる12ヶ月一括払いの料金
対応教科数	9教科(英・数・国・理・社・実技4教科)
カリキュラム	定期テスト対策 高校受験対策 英検対策 英語力強化 中高一貫向けのコース有り
映像授業	映像での解説授業あり
添削指導	プロによる添削指導あり
質問対応	質問機能あり
紙問題集	なし ※紙冊子で学習できるテキストコースは2024年度限りでサービス終了
専用タブレット	購入が必要。 通常価格29,960円（税込） 12ヶ月一括払いで20,000円引き9,960円。
サポート内容	紙冊子対応 添削指導 質問対応 英語4技能対応 プログラミング講座 オンラインホームルーム オンライン自習室 専用カリキュラムのオンライン授業 学習ポイント制度 保護者向けサポート ご友人・ごきょうだい紹介制度
無料体験	なし

『Z会の中学生向けコース』は他のタブレット教材と比較すると、ハイレベルな学習にも対応しており学年トップや難関高校進学を目指す中学生にもおすすめできる教材です。

また、Z会ではAI技術を活用した学習が特徴です。

専用タブレットを用いた学習システムで、生徒一人ひとりの理解度に応じた問題を自動的に出題し、効率的な学習をサポートします。

添削指導や英語4技能のオンラインレッスンなど個別のニーズに合わせたサポート体制も充実しており、高校入試対策から実践的な英語力の養成まで幅広く対応しています​。

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不登校の子どもたちの学習にも対応！「すらら中学講座」

タイプ	問題演習型
料金・コース	5教科コース月額10,428円（税込） 3教科コース月額8,228円（税込） ※最もお得に利用できる4ヶ月継続コースの料金
対応教科数	5教科（英・数・国・理・社）
カリキュラム	定期テスト対策 海外子女対応 不登校対応 発達障がい対応 中高一貫向けのコース有り
映像授業	映像での解説授業あり
添削指導	なし
質問対応	質問機能あり
紙教材	なし
専用タブレット	なし（PCやタブレットで利用可能）
サポート内容	すららコーチによるサポート 質問対応
無料体験	あり

『すらら中学講座』は、AI技術を活用し、無学年学習を提供することで個々の学習ペースに合わせた学びを実現します。

不登校や発達障がいを持つ中学生向けの教材も揃っていて、累計1,200人以上がすららで出席扱いの認定を受けています。

対話型授業形式で、生徒が飽きることなく学習を続けられる工夫が施されています。

オーダーメイドの問題出題により、生徒一人ひとりの理解度やつまずきに応じた内容を提供し、効率的に学力向上を目指します。また、すららコーチのサポートで、家庭学習を効果的に支援します。

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プロ講師による質の高い映像授業が受けられる「スタディサプリ中学講座」

タイプ	映像授業視聴型
料金・コース	月額1,815円（税込） ※最もお得に利用できる12ヶ月一括払いの料金
対応教科数	9教科(英・数・国・理・社・実技4教科)
カリキュラム	小学生から高校生までのすべての講座を学習可能 定期テスト対策 高校受験対策
映像授業	小学生から高校生まで約4万本の映像授業
添削指導	なし
質問対応	オプションコースの個別指導塾オンラインあり（月額10,780円）
紙教材	講座ごとのテキストあり （紙冊子を購入またはPDFの無料ダウンロード）
専用タブレット	なし（PC、スマホ、タブレットで利用可能）
サポート内容	約4万本の映像授業 小1から高3までの全学年全講座見放題 テキスト無料ダウンロード 定期テスト対策 厳選予想問題 徹底暗記マスター 学習サポート ミッション機能 保護者メール 学習状況の見守り機能 サプモン
無料体験	14日間
公式サイト	スタディサプリ公式サイト

中学生におすすめのタブレット教材の4つ目は『スタディサプリ中学講座』。

スタディサプリ中学講座の特徴は、質の高い映像授業を視聴して学習できる点です。

タブレットを使って授業を受ける形式の教材なので通信教育ランキングでは4位としましたが、スタディサプリの授業は非常に理解しやすいです。

学校の授業が理解しづらいと感じる方も、スタディサプリの先生の授業なら「わかりやすい」と感じられるでしょう。

また、演習問題は約1万問以上あり、自動採点機能とポイント解説がついているため、理解度を確実に確認できます。

毎週やるべき学習内容を提案してくれる『ミッション機能』という機能があり、自宅学習の習慣化が期待できます。

スタディサプリ中学講座では、14日間の無料体験も提供されているので、気軽に始めることができます。

スタディサプリ中学講座についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。

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タブレット1台で完結する学習システム「スマイルゼミ中学講座」

タイプ	問題演習型
料金・コース	標準クラス（月額） 中学1年生：7,480円～ 中学2年生：8,580円～ 中学3年生：7,678円～ 特進クラス（月額） 中学1年生：14,080円～ 中学2年生：15,180円～ 中学3年生：17,160円～ ※最もお得に利用できる12ヶ月一括払いの料金
対応教科数	9教科(英・数・国・理・社・実技4教科)
カリキュラム	学年別カリキュラム 定期テスト対策 漢検対策
映像授業	映像での解説授業あり
添削指導	なし
質問対応	なし
紙教材	なし
専用タブレット	学習するには購入が必要。 入会時にタブレット代として10,978円​が必要。
サポート内容	定期テスト対策機能 模擬テスト＆補強講座 特進クラス制度 英語4技能対応 Androidモード切替 保護者サポートシステム
無料体験	あり

『スマイルゼミ中学講座』は、専用タブレットを使った学習が特徴です。

AIを活用した個別最適化学習により、生徒一人ひとりに最適な学習プランを提供します。
専用タブレットを使用することで、学習内容が視覚的に分かりやすく、インタラクティブな問題や動画解説などを通じて理解を深めることができます。

また、質問対応や保護者向けのサポートも充実しており、家庭での学習をしっかりとサポートします。これにより、効率的に学力を向上させることができます​​。

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中学生が通信教育で学習するメリット

中学生が通信教育で学習するメリットには次のような物があります。

それぞれ詳しく解説します。

何を勉強すればいいのか悩む必要がなくなる

通信教育では、毎月教材が自宅に送られてくるため、何を勉強すべきか迷うことがありません。

たとえば、「進研ゼミ」や「Z会」などは、各学年やレベルに合わせた教材が毎月届き、バランスよく必要な単元を学習できます。

「何を勉強したらいいんだろう」という悩みがなくなり、効率的な学習を進められるようになります、。

好きな場所で・好きな時間に学習できる

通信教育は自宅などで好きな場所で好きな時間に学習できます。

タブレット教材を利用すれば、インターネット環境さえ整っていれば、場所や時間にとらわれずに学習できるため、部活動や家庭の都合で塾に通えない中学生も効率的に勉強を進めることができます

お盆休みやお正月に、おじいちゃんおばあちゃんのお家でも勉強を続けられた！と答える保護者様もいらっしゃいます。

また、近くに良い塾がない人にとっては、自宅で学習のサポートが受けられるのもメリットの一つです。

塾や家庭教師より費用が安い

多くの通信教育は、塾や家庭教師に比べて費用が安いというメリットがあります。

文部科学省の「令和3年度 子供の学習費調査」によると、中学生の年間平均学習塾費は以下の通りです。

たとえば、進研ゼミ中学講座は中1が月額6,400円、中2が月額6,570円、中3が7,090円から。
塾に通う3分の1程度の金額で受講できます。また、通学費や教材費が掛かることもありません。

不登校や病気の中学生も学習できる

通信教育は、不登校や長期の病気などで学校に通えていない中学生にとって、学習を継続するための良い方法だと言えるでしょう。

また、不登校の支援を行っている通信教材もあります。

たとえば、すららでは不登校でも出席扱いにできる制度があり、2024年10月現在累計1,700人以上が、すららを使った家庭学習で出席扱いの認定を受けているようです。

学校復帰や内申点対策さらに将来の進路にも、出席扱い認定制度を活用できるのは大きなメリットです。

体調に合わせて学習量をコントロールできる点でも、安心して学習が進められます。

中学生が通信教育で学習するデメリットや注意点

通信教育での学習にはメリットが大きい一方で、デメリットもあります・

それぞれ詳しく解説します。

自発的に学ぶ姿勢が必要

通信教育では、子ども自身が自発的に学ぶ姿勢が求められます。

塾のような学習に対する強制力が働かないため、自己管理が苦手な中学生だと計画通り学習が進まないことが起こりえます。

実際にネット上では、「うちの子は通信教育を始めたけれど、自分で計画を立てるのが難しくて結局進まず、サポートが必要でした」という声も見かけます。

子どもが自分でスケジュールを立てて学ぶのが難しい場合には、保護者の声かけなどが必要になるでしょう。

記述式問題に弱い教材もある

特にタブレットを利用する通信教育の中には、記述式回答に対応していないサービスもあります。

実際の利用者の声には、「記述式問題がないので、ただ覚えるだけになってしまい、実際のテストで答えを書けないことがありました」といった意見も見受けられます。

定期テストや高校入試の問題では記述式の問題も出題されるため、そうした問題に対応するための学習は別途必要になる場合があります。

タブレット教材の中でも、紙教材を併用して学習する進研ゼミ中学講座では、赤ペン先生の添削も受けられるので、将来の入試に備えて記述式などの問題も学習したいという人にはおすすめです。

中学生向け通信教育を選ぶポイント【あなたに合った通信教育の見つけ方】

中学生向けの通信教育を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。

ここからは、少しこだわりのある選択をしたい方に向けて、ジャンル別の通信教育のおすすめを紹介します。

ハイレベルな学習がしたい中学生におすすめの通信教育

ハイレベルな学習がしたい中学生におすすめの通信教育はZ会です。

Z会の教材は、難関校を目指す中学生に最適で、問題の難易度が高く、考える力を伸ばす内容が特徴です。

基礎問題だけでなく、応用問題も豊富に用意されており、将来の高校入試に向けてレベルの高い学習をしたい中学生にピッタリです。

不登校の中学生におすすめの通信教育

不登校の中学生におすすめの通信教育はすららです。

すららは、不登校の中学生向けサービスが充実しているオンライン教材です。

学校に通えていない中学生や、授業の進度に合わせるのが難しい中学生でも、個別に設定した学習計画に沿って無理なく勉強ができます。また、すららのゲーム感覚で進められるコンテンツは、学習意欲を引き出しやすく、モチベーションを保ちながら学び続けることが可能です。

不登校の中学生の出席扱い認定制度も用意されているため、不登校の中学生が安心して学習できる通信教育だといえるでしょう。

紙教材で学習がしたい中学生におすすめの通信教育

紙教材で学習がしたい中学生におすすめの通信教育は進研ゼミ中学講座のオリジナルスタイルです。

進研ゼミのオリジナルスタイルは、紙の教材を使って学習する伝統的な学び方を重視しています。

基礎から応用まで幅広い問題を取り扱い、教科書に沿った内容で確実に理解を深められます。

手書きで解答を行い、定期的に添削指導も受けられるため、紙を使った学習をしたい中学生にとって最適な選択肢だと言えるでしょう。

タブレットで学習がしたい中学生におすすめの通信教育

タブレットで学習がしたい中学生におすすめの通信教育は、進研ゼミ中学講座のハイブリッドスタイルです。

進研ゼミ中学講座のハイブリッドスタイルは、紙教材とタブレットのデジタル教材を組み合わせた形式で、バランスよく学習を進められます。デジタル教材では動画解説や自動採点が可能で、理解度を効率的に深めることができます。

タブレットだけで勉強したい中学生はスマイルゼミもおすすめです。

スマイルゼミでは、タブレットだけで学習が完結するようになっています。特に、デジタルに慣れている中学生には非常に便利で、ゲーム感覚で学習を進められる点も特徴です。

できるだけ安く学習したい中学生におすすめの通信教育

安価で学習ができる通信教育として最もおすすめなのはスタディサプリです。

スタディサプリは、月額2,178円で利用でき、コストパフォーマンスが非常に高いのが魅力です。プロの講師による動画講義や、豊富な問題集がオンラインで提供されており、自宅で手軽に学習を進められます。

スタディサプリの強みは、科目ごとに選べる講義と練習問題がセットになっており、短期間で効率よく成績を向上させたい中学生にぴったりです。

特に、基礎をしっかり固めたい中学生や、授業の復習に力を入れたい中学生に向いています。

そのため、できるだけ安く学習を進めたい中学生には、スタディサプリが最適な選択肢です。

まとめ

本記事では、中学生向けタブレット教材を紹介しました。

中学生向け通信教材
進研ゼミ中学講座 （特におすすめ）	必要な物が全て揃う、完全サポートの通信教材。 問題演習だけでなく添削指導･オンライン授業･質問対応・紙教材とタブレット教材の併用も。
Z会	通信教材の中で特にハイレベルな学習が可能。 AIを活用して個別に最適化された学習ができる。
すらら中学講座	不登校の子どもたちの学習にも対応。 AIを活用して無学年学習ができる。対話型のアニメ授業で飽きない工夫がされています。
スタディサプリ中学講座	プロ講師による質の高い映像授業と約1万問の演習問題。 進捗管理と復習を助けるミッション機能を備えた通信教材。
スマイルゼミ中学講座	専用タブレットを使用した学習が特徴。 AIを活用した個別最適化学習と充実したサポート体制を提供。

結局、何がいいかなと迷っている人は、進研ゼミ中学講座のハイブリッドスタイルがおすすめです。

進研ゼミ中学講座のハイブリッドスタイルは、タブレット教材と紙教材を併用して学習します。

タブレット教材を使って楽しみながら学習する、紙教材を使ってより実戦的な学習を進める。

また、赤ペン先生による添削や、オンライン授業も用意されており、オールインワンの通信教材だと言えるでしょう。

進研ゼミ中学講座では、無料で学習教材を手に入れることができるため、試してみるのがおすすめです。