進研ゼミのスタンダードとハイレベルの違いとは?コースの選び方を解説

本記事では、進研ゼミ中学講座のコースについて、学習内容・テキストの見本・進学高校一覧など詳しく解説します。

進研ゼミ中学講座には中学1年生から中学3年生まで難易度によって複数のコースが用意されています。

進研ゼミ中学講座の学年別コース一覧

中学1年生・2年生のコース

スタンダードコース:基礎・基本を確実に定着
ハイレベルコース:難関高校入試に向けて応用力、記述力を強化

中学3年生のコース

受験総合コース:一般的な公立高校または私立高校合格を目指す
難関挑戦コース:公立難関高校または同等の私立高校合格を目指す
最難関挑戦コース:各都道府県の公立最難関校合格を目指す

そのため、進研ゼミ中学講座のコース・難易度についての疑問を持っている人も多いようです。

「進研ゼミをこれから契約するけど、どちらのコースにすればいいかわからない」
「ハイレベルコースはどのくらいの偏差値の高校受験まで対応しているのか知りたい」
「うちの子は勉強が苦手だけど、スタンダードコースの難易度なら学習できる?」

こんな疑問が、ネット上やSNSでは少なくありません。

進研ゼミ中学講座ではコースによって教材のレベルや出題傾向は大きく異なります。
そのため、効率よく学習するためには、自分の目標や現在の学力に合ったコース選びが不可欠です。

ですが、「なんとなく○○かな」といった感覚でコースを選んでしまうと、教材が簡単すぎたり難しすぎたりして、結果的にやる気を失い、勉強を続けられない可能性を高めてしまいます。

本記事では、実際のテキスト内容進学可能な高校の一覧を紹介しつつ、各コースの違いを詳しく解説します。そして、正しくコースを選択するための方法をお教えします。

ぜひ、本記事を進研ゼミ中学講座のコース選びにお役立てください。

この記事を読むことで得られる情報

  • コース別の学習内容
  • コース別のテキスト見本
  • コース別の進学高校一覧
  • 偏差値・志望校別のコース選びの仕方

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進研ゼミ中学講座コース別の学習内容

進研ゼミ中学講座では、学年ごとに異なる学習目標と内容が用意されており、学力や目標に応じて最適なコースを選択できます。

ここでは、中学1年生から3年生までのコース別の学習内容を詳しく説明します。

進研ゼミ中学講座の中学1年生と2年生のコース別学習内容

コース名学習の目標向いている人テキストの出題傾向
スタンダードコース基礎・基本を確実に定着させる定期テストで80点以上を狙いたい人、教科書レベルを確実に理解したい人基本7:応用2:難問1
ハイレベルコース難関高校入試に向けて応用力、記述力を強化定期テストで90点以上を目指す人、公立難関高校合格を目指す人基本3:応用5:難問2

スタンダードコース

進研ゼミ中学講座スタンダードコースは、学習の基礎を固めたい中学生向けのコースです。

教科書に沿った内容をしっかり学び、定期テストで80点以上を目指すことが可能です。

基本の定着が重要だからこそ、教科書レベルの問題を中心に取り組むことで確実な理解を目指します。

定期テストで基礎をしっかり抑えることで、学習内容が無理なく進み、成績も安定して向上します。

このコースは、勉強に自信がない中学生や、基礎を強固にしたい中学生に特に向いています。

ハイレベルコース

進研ゼミ中学講座のハイレベルコースは、応用問題や難問に挑戦することで、記述力や論理的思考力を高め、90点以上を狙うことができます。

公立難関高校や私立高校の入試では応用力が問われるため、応用問題に対応する力を養うことが必要です。

90点以上の得点を取るためには、基礎を超えた応用問題にも挑戦し、入試でも有利に進める力をつけることができます。

難問にも取り組むため、より高いレベルの学習に意欲的な中学生に適しています。

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進研ゼミ中学講座の中学3年生のコース別学習内容

コース名学習の目標向いている人テキストの出題傾向
受験総合コース一般的な公立高校または私立高校合格を目指す基礎力を身に付けたい中学3年生、入試によく出るポイントを抑えたい人基礎8:応用2
難関挑戦コース公立難関高校または同等の私立高校合格を目指す難関高校入試を受ける中学3年生、応用問題も解けるように学習したい人基礎5:応用3:難問2
最難関挑戦コース各都道府県の公立最難関高校合格を目指す最難関高校を目指す中学3年生、正答率の低い難問に挑戦したい人基礎3:応用4:難問3

受験総合コース

進研ゼミ中学講座受験総合コースは、基礎を固めつつ、受験に必要な知識をしっかり学ぶことができます。

基礎力が強いと、入試本番でも安定した得点を取ることができ、公立高校や私立高校の合格を目指しやすくなります。

例えば、基礎問題を重点的に学習することで、効率的に受験対策を行うことができ、高得点を狙うことが可能です。

基礎に重点を置いた学習が求められる受験生に最適なコースです。

難関挑戦コース

進研ゼミ中学講座難関挑戦コースは、基礎を大事にしながらも応用問題に力を入れるコースです。

難関高校の入試は、応用力が必要とされるため、しっかりした準備が重要です。

応用問題に慣れておくことで、入試本番でも臆せずに取り組むことができ、高得点を狙えます。

公立難関高校や私立高校に合格するために、応用問題も積極的に取り組みたい受験生におすすめです。

最難関挑戦コース

進研ゼミ中学講座最難関挑戦コースでは、難問への挑戦を通じて、最難関高校合格を目指す中学生をサポートします。

最難関高校の入試では、基礎力だけでなく、応用力や難問への対応力も求められるためです。

難問に挑戦し、慣れておくことで、最難関高校の入試でライバルとの差をつけることが可能です。

高い志を持ち、最難関校を目指す受験生のためのコースです。

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進研ゼミ中学講座コース別のテキスト見本

進研ゼミ中学講座では、それぞれのコースに対応したテキストが提供されています。

ここでは各コースのテキスト見本を紹介します。

進研ゼミ中学講座中学1年生・2年生のコース別テキスト見本

中学1年生・2年生向けには、スタンダードコースとハイレベルコースがあり、それぞれに適したテキストが提供されています。

以下で、各コースのテキストの特徴を見ていきましょう。

中学1年生・2年生スタンダードコースのテキスト見本

進研ゼミ中学講座

スタンダードコースでは、教科書の内容理解や定期テスト対策に重点を置いたテキストを使って学習を進められます。

イラストなどが多く取り入れられており、学習に取り組みやすいように配慮されています。

中学1年生・2年生ハイレベルコースのテキスト見本

進研ゼミ中学講座

ハイレベルコースは、公立難関校を目指す中学生向けに、入試を見据えた内容を提供するコースです。

スタンダードコースと比べると、問題文や解説がより充実しており、教材のレベルが高いと感じられます。

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中学3年生のコース別テキスト見本

中学3年生向けには、受験総合コース・難関挑戦コース・最難関挑戦コースがあり、それぞれの目標や学力に応じたテキストが用意されています。

高校受験に向けた効率的な学習をサポートするため、コースごとに異なる教材が提供され、志望校のレベルに応じた対策が可能です。

ここでは、各コースのテキストの特徴をご紹介します。

中学3年生受験総合コースのテキスト見本

進研ゼミ中学講座

中学3年生受験総合コースは、標準的な公立高校や私立高校を目指す方におすすめです。

入試によく出る重要ポイントを押さえ、基礎力を養うことができます。

中学3年生難関挑戦コースのテキスト見本

進研ゼミ中学講座

中学3年生難関挑戦コースは、公立難関高校や同レベルの私立高校を目指す方におすすめです。

入試で狙われる応用問題の攻略法を学び、得点力を高めることができます。

中学3年生最難関挑戦コースのテキスト見本

進研ゼミ中学講座

中学3年生最難関挑戦コースは、地域の「最難関高校」を目指す方におすすめです。

正答率の低い難問を解く力を養い、周りと差をつける高い学力を身につけることができます。

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進研ゼミ中学講座コース別の進学高校一覧

進研ゼミ中学講座では、各コースごとに志望校に応じた学習を行います。

ここでは、コースごとに合格実績のある高校を紹介します。

どのコースがあなたの志望校対策に適しているかの参考にしていただければと思います。

進研ゼミ中学講座最難関挑戦コースの進学高校一覧

進研ゼミ中学講座

最難関挑戦コースの合格高校例には偏差値65以上の高校が並びます。
兵庫県で言うと、長田・神戸・市立西宮など学区トップクラスの高校が並びます。
過去には灘や開成などの最難関高校の合格している実績がありました。

進研ゼミ中学講座難関挑戦コースの進学高校一覧

進研ゼミ中学講座

難関挑戦コースの合格高校例には偏差値50台後半から60台前半までの高校が並びます。

たとえば、兵庫県内での話でいうと、宝塚北や西宮東など偏差値60台の「公立2番手校」の合格実績が豊富です。

進研ゼミ中学講座受験総合コースの進学高校一覧

ホームページに合格高校などの掲載はありませんでした。
そのため、上記で紹介した高校よりも易しい高校へ進学している様子です。

受験総合コースは偏差値50台前半の高校を目指す中学生に合っているコースだと言えるでしょう。

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偏差値・志望校別のコース選びの仕方

進研ゼミ中学講座では、学力や志望校に応じた複数のコースが提供されています。

志望校や自分の目標に合ったコースを選ぶことで、効率的に学習を進めることが可能です。

ここでは、志望校のレベルや偏差値に合わせたコース選びのポイントをご紹介します。

中学3年生のコース選びの仕方

どのコースを選ぶべきかの最大の判断基準は、「志望校」です。

それぞれのコースは、目標とする高校のレベルに応じて設計されています。自分の偏差値と志望校にマッチしたコースを選ぶことで、効率よく受験対策ができ、合格に近づくことができるからです。

たとえば、偏差値65以上の高校を目指す場合は「最難関挑戦コース」が適しており、地域トップの高校を狙う中学生におすすめです。偏差値50台後半から60台前半までの高校を目指すなら「難関挑戦コース」偏差値50台前半までの高校であれば「受験総合コース」を選ぶと良いでしょう。

偏差値と志望校に基づいて自分に合ったコースを選ぶことで、効果的な学習計画を立てることができます。

中学1年生・2年生のコース選びの仕方

中学1年生・2年生のコース選びは、現在の学力を基に行い、中学3年生での受験コースへの接続も考慮することが大切です。

中学1・2年生で選ぶコースは、基礎学力の向上と同時に、中学3年生での志望校に向けた本格的な受験対策につながります。
現時点の学力に応じたコース選びをすることで、スムーズに中学3年生での受験コースに接続でき、効果的な学習が期待できます。

「ハイレベルコース」を選んだ場合、将来的には「最難関挑戦コース」や「難関挑戦コース」に繋がり、地域トップや2番手の高校を目指す学習を進められます。
一方、「スタンダードコース」は「受験総合コース」に繋がり、偏差値50台前半までの高校を目標にした学習ができます。

中学1・2年生でのコース選びは、現時点の学力を基にしつつ、中学3年生での受験対策にスムーズに移行できるよう考慮することが、成功の鍵です。

難しすぎるコース選びにならないか不安

中学生の保護者
中学生の保護者

上のレベルを選ぶのは、ついていけるかどうか不安・・・

学力の高いコースを選ぶと、難しすぎるのではないかと不安に感じる方もいるかもしれませんが、最初は「少し難しいかな」と思う程度のレベルから始めるのが良い選択となる可能性が高そうです。

というのも、毎月の問題数が少なく感じたり、予想より簡単だったと感じている口コミが多いからです。
安全な選択をすると学習が物足りなくなる可能性があるため、少しチャレンジングなコースを選ぶことで学習の効果を最大限に引き出すことができるでしょう。

入会後にやはり「難しすぎる」と感じた場合には、コースの変更は自由にできます。
最初はハイレベルなコースに挑戦し、もし学習が進みにくいと感じたら、その時点で適切なレベルに変更すれば問題ありません。

自分の目指すレベルの学習から始めて、必要に応じてコースを変更する柔軟な対応が、効果的な学習に繋げられるでしょう。

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まとめ

今回の記事では、その学習レベル別のコース設定について解説しました。

進研ゼミ中学講座では、お子さまの学力や目標に合わせたコースを選ぶことができます。

中学1年生・2年生には、以下の2つのコースから選択できます。

コース名学習の目標向いている人テキストの出題傾向
スタンダードコース基礎・基本を確実に定着させる定期テストで80点以上を狙いたい人、教科書レベルを確実に理解したい人基本7:応用2:難問1
ハイレベルコース難関高校入試に向けて応用力、記述力を強化定期テストで90点以上を目指す人、公立難関高校合格を目指す人基本3:応用5:難問2

中学3年生になると、志望校のレベルに応じて次の3つのコースから選べます。

コース名学習の目標向いている人テキストの出題傾向
受験総合コース一般的な公立高校または私立高校合格を目指す基礎力を身に付けたい中学3年生、入試によく出るポイントを抑えたい人基礎8:応用2
難関挑戦コース公立難関高校または同等の私立高校合格を目指す難関高校入試を受ける中学3年生、応用問題も解けるように学習したい人基礎5:応用3:難問2
最難関挑戦コース各都道府県の公立最難関高校合格を目指す最難関高校を目指す中学3年生、正答率の低い難問に挑戦したい人基礎3:応用4:難問3

コース選びのポイントについても解説しました。

中学3年生は、「志望校」
自分の志望校のレベルの学習ができるコースを選択しましょう。

中学1年生・2年生のコース選びは、現在の学力を基に行い、中学3年生での受験コースへの接続も考慮することが大切です。将来偏差値60台の高校を目指すならハイレベルコースの受講を検討しましょう。

また、進研ゼミ中学講座ホームページでは、コース診断も利用できます。
体験教材も無料でもらえるので、一度試してみるのがおすすめです。

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