【2023~2019】兵庫県公立高校入試の平均点と全学区対応の高校別合格ライン

令和5年度(2023年)兵庫県公立高校入試の平均点が発表されました。
今回の記事では、2023年から2018年まで過去5年間の兵庫県公立高校入試の教科別平均点について紹介します。

今回の内容

・【過去5年間】兵庫県公立高校入試の教科別平均点
・教科別の得点傾向
・【兵庫県全学区対応】高校別の合格ライン(合格点目安)

この記事では、兵庫県公立高校入試の過去5年分の教科別平均点にあわせて、合格点の目安となる『合格ライン』についてご紹介します。

しのはら塾長
しのはら塾長

高校別の合格ラインは、毎年受験生からたくさん質問をもらいます!

というのも、平均点は毎年5月中旬に兵庫県教育委員会のHPに掲載されますが、合格点は非公表なのです。
そのため、「自分の目指す高校に合格するためには何点取ればいいの?」という質問を毎年多くいただきます。

いぶきWebスクールでは、『高校別の偏差値』と『受験生の得点率』を使って高校別の合格ラインを算出しました。合格ラインは、兵庫いぶき塾に通う生徒の合格結果とも整合性が取れています。そのため、信頼していただける数字になっていると思います。

それでは、平均点と合格ラインについて見ていきましょう。

【過去5年間】兵庫県公立高校入試の教科別平均点

2022年から2018年まで過去5年間の兵庫県公立高校入試の平均点の推移は次のとおりです。

2019年2020年2021年2022年2023年
国語57.4点48.5点53.2点56.3点55.4点
社会62.8点53.4点60.1点56.3点57.7点
数学51.7点52.3点52.6点51.8点57.3点
理科43.4点55.1点51.7点41.4点48.9点
英語53.9点54.2点52.1点55.6点55.3点
5教科合計269.5点263.5点269.5点261.5点274.5点

教科別の得点傾向

ここからは各教科の傾向について、くわしく見ていきましょう。

国語

国語は、以前は高得点を目指しやすい教科でした。
実際に2018年は受験生の11.6%が80点以上を取っています。

ですが、80点以上の高得点を取る受験生の割合は年々低下しており、2021年は2.3%、2022年は4.3%、2023年は6.1%まで落ちています。
最近では、国語は高得点を取るのが難しい教科になったといえます。

難易度アップの原因は、実用的な文章の読み取りが出題されるようになったこと。
アンケート調査、新聞記事、文章をもとにした話し合いなど、様々な実用的な文章から出題されるようになりました。
また、古文や漢文も受験対策が必要です。

社会

社会は、以前は80点以上を取らないといけない教科でした。
2019年までは80点以上を取る受験生が全体の20%を超えることも多くありました。

ですが、2022年には80点以上の受験生は8.2%まで減少。2023年も11.4%。
社会も少しずつ高得点を取ることが難しくなってきています。

難化傾向の原因は、資料や図表を読み取る問題が増加したことにあります。
社会は暗記だけで乗り切れる教科ではなくなっています
覚えた知識を使って思考力が問われる問題を解かなければいけません。。

数学

数学は80点以上の点数がとれる受験生は毎年多くありません。
ですが、60点~79点台を取っている受験生は多いです。

2019年2020年2021年2022年2023年
平均点51.7点52.3点52.6点51.8点57.3点
80~100点2.4%5.1%3.9%4.3%10.6%
60~79点33.6%31.9%31.6%29.1%39.8%

これは、平均点より高い点数を取っている受験生が多いということを表しています。

教科書ワークくらいの標準レベルの問題は解けて60~70点台を取れる受験生。
標準レベルの問題もなかなか解けない30~40点台の受験生との二極化が起こっています。

まずは標準レベルの問題を解く力をつけることから学習を進めていきましょう。

理科

理科は平均点が50点を下回ることが多いです。
過去5年では2018年(36.1点)、2019年(43.4点)、2022年(41.4点)が下回っています。
兵庫県の理科は全国の高校入試問題の中でもトップクラスの難易度です。

理科が難しい理由は、問題文の長さにあります。
学校の定期テストなどでは、まず見ることがないほど問題文が長いです。
その長文の中から必要なデータを抜け出して計算するような問題が毎年出題されています。

近畿の高校入試など少し難しい問題集にも取り組んでいく必要があるでしょう。

英語

英語は高得点(80~100点)を取っている受験者の割合が他の教科と比べて高いです。
過去5年では、2020年13.4%、2021年13.1%、2022年17.4%、2023年には19.8%と80点を取る受験生が増えています。

反対に、高得点を取っている受験生が多いにも関わらず、40点すら取れていない受験生も多いです。

このことから、英語は得意と不得意がはっきり分かれる教科だと言えます。
英語は単語、文法、長文の順番で勉強していきましょう。

【兵庫県全学区対応】高校別の合格ライン(合格点目安)

ここからは、兵庫県全学区対応の高校別の合格ライン=合格点目安をお伝えします。
兵庫県の公立高校入試では高校別の合格点などは発表されていません。

そのため毎年、「どのくらいの点数を取る必要があるのか」という質問を多くいただきます。
いぶきWebスクールでは、『高校別の偏差値』と『受験生の得点率』を使う方法で高校別の合格ラインを算出しました。

この合格ラインはある程度信頼できる数字です。
というのも、兵庫いぶき塾の生徒の合格結果では90%がこの合格ラインに当てはまっているからです。

合格ラインの調べ方①志望校の学力レベルをチェックする

次の表は、兵庫県公立高校の偏差値一覧表です。
まずは、この表から志望校の学力レベルをチェックしてみてください。
受験生のうち上位何パーセントの学力であれば、その高校に合格できるかを示しています。

兵庫県公立高校第1学区学力レベル

学力レベル第1学区
受験生上位10%
(偏差値64~69)
神戸(69)
長田(69)
兵庫(67)
星陵(65)
受験生上位20%
(偏差値61~63)
北須磨(63)
御影(63)
受験生上位30%
(偏差値58~60)
市立葺合(60)
夢野台(59)
芦屋(58)
須磨東(58)
受験生上位40%
(偏差値55~57)
伊川谷北(57)
須磨友が丘(55)
受験生上位50%
(偏差値53~54)
神戸鈴蘭台(54)
市立六甲アイランド(54)
洲本(53)
舞子市立(53)
須磨翔風(53)
受験生上位60%
(偏差値51~52)
神戸甲北(50)
神戸高塚(49)
受験生上位70%
(偏差値48~50)
受験生上位80%
(偏差値46~47)
淡路三原(46)
受験生上位90%
(偏差値43~45)
伊川谷(45)
津名(45)
東灘(45)
受験生上位100%
(偏差値35~42)
神戸北(42)
淡路(39)

兵庫県公立高校第2学区学力レベル

学力レベル第2学区
受験生上位10%
(偏差値64~69)
市立西宮(66)
尼崎稲園(64)
受験生上位20%
(偏差値61~63)
宝塚北(63)
市立西宮東(63)
北摂三田(63)
受験生上位30%
(偏差値58~60)
三田祥雲館(59)
西宮(59)
受験生上位40%
(偏差値55~57)
鳴尾(57)
伊丹(56)
川西緑台(55)
受験生上位50%
(偏差値53~54)
尼崎北(54)
市立伊丹(54)
宝塚西(54)
受験生上位60%
(偏差値51~52)
市立尼崎(52)
西宮北(52)
伊丹北(52)
受験生上位70%
(偏差値48~50)
有馬(50)
尼崎小田(49)
柏原(49)
三田西陵(49)
川西北陵(48)
西宮南(48)
西宮今津(48)
受験生上位80%
(偏差値46~47)
伊丹西(47)
篠山鳳鳴(47)
宝塚(47)
市立尼崎双星(46)
武庫之荘総合(46)
受験生上位90%
(偏差値43~45)
尼崎西(43)
尼崎(43)
受験生上位100%
(偏差値35~42)
川西明峰(42)
西宮甲山(42)
宝塚東(41)
猪名川(40)
氷上西(38)

兵庫県公立高校第3学区学力レベル

学力レベル第3学区
受験生上位10%
(偏差値64~69)
加古川東(67)
受験生上位20%
(偏差値61~63)
小野(62)
明石北(61)
加古川西(61)
受験生上位30%
(偏差値58~60)
受験生上位40%
(偏差値55~57)
東播磨(57)
明石城西(55)
受験生上位50%
(偏差値53~54)
加古川北(54)
西脇(53)
三木(53)
受験生上位60%
(偏差値51~52)
明石(52)
明石西(52)
高砂南(51)
受験生上位70%
(偏差値48~50)
北条(50)
社(50)
加古川南(49)
受験生上位80%
(偏差値46~47)
明石南(47)
高砂(46)
三木北(46)
受験生上位90%
(偏差値43~45)
明石清水(45)
播磨南(44)
三木東(43)
受験生上位100%
(偏差値35~42)
松陽(42)
吉川(38)
多可(37)

兵庫県公立高校第4学区学力レベル

学力レベル第4学区
受験生上位10%
(偏差値64~69)
姫路西(68)
姫路東(65)
受験生上位20%
(偏差値61~63)
市立姫路(62)
受験生上位30%
(偏差値58~60)
姫路飾西(60)
龍野(59)
姫路南(58)
受験生上位40%
(偏差値55~57)
市立琴丘(55)
受験生上位50%
(偏差値53~54)
相生(54)
福崎(53)
受験生上位60%
(偏差値51~52)
網干(52)
受験生上位70%
(偏差値48~50)
香寺(50)
赤穂(49)
市立飾磨(48)
太子(48)
受験生上位80%
(偏差値46~47)
山崎(47)
受験生上位90%
(偏差値43~45)
神崎(45)
姫路別所(44)
受験生上位100%
(偏差値35~42)
上郡(42)
佐用(38)
夢前(38)
家島(35)
伊和(35)
千種(35)

兵庫県公立高校第5学区学力レベル

学力レベル第5学区
受験生上位10%
(偏差値64~69)
受験生上位20%
(偏差値61~63)
受験生上位30%
(偏差値58~60)
受験生上位40%
(偏差値55~57)
豊岡(57)
受験生上位50%
(偏差値53~54)
八鹿(53)
受験生上位60%
(偏差値51~52)
受験生上位70%
(偏差値48~50)
豊岡総合(48)
受験生上位80%
(偏差値46~47)
受験生上位90%
(偏差値43~45)
香住(44)
受験生上位100%
(偏差値35~42)
生野(42)
出石(41)
浜坂(40)
和田山(40)
村岡(38)

合格ラインの調べ方②学力レベル別の点数をチェックする

兵庫県教育委員会は、平均点とあわせて得点率の割合を公表しています。
その割合から、受験生の上位○○%が取っていた5教科の合計点数がわかります。
自分の志望校と見比べることで、5教科合計の目標点を調べることができます。

20192020202120222023
受験生上位10%
(偏差値64~69)
375点360点375点370点375点
受験生上位20%
(偏差値61~63)
340点340点340点340点340点
受験生上位30%
(偏差値58~60)
315点315点315点310点315点
受験生上位40%
(偏差値55~57)
290点290点290点285点300点
受験生上位50%
(偏差値53~54)
275点275点275点270点275点
受験生上位60%
(偏差値51~52)
260点240点255点240点250点
受験生上位70%
(偏差値48~50)
235点225点225点220点225点
受験生上位80%
(偏差値46~47)
210点200点210点205点200点
受験生上位90%
(偏差値43~45)
190点175点175点175点175点
受験生上位100%
(偏差値35~42)
150点150点150点150点150点

まとめ

最後に今回の内容についておさらいします。

今回のまとめ

・【過去5年間】兵庫県公立高校入試の教科別平均点
・教科別の得点傾向
・高校別の合格点目安(合格ライン)

今回の記事では、これらについてお話してきました。
兵庫県公立高校入試の過去5年間の教科別平均点については次のとおりです。

2019年2020年2021年2022年2023年
国語57.4点48.5点53.2点56.3点55.4点
社会62.8点53.4点60.1点56.3点57.7点
数学51.7点52.3点52.6点51.8点57.3点
理科43.4点55.1点51.7点41.4点48.9点
英語53.9点54.2点52.1点55.6点55.3点
5教科合計269.5点263.5点269.5点261.5点274.5点

兵庫県公立高校の入試問題は年々難化傾向にあります。
読解力や応用力を問われる問題が、全教科にわたって出題されます。

  • 暗記や計算などで点数を落とさない基礎力
  • 発展的な問題を考えることが出来る応用力

兵庫県の高校受験では、このどちらの力も問われます。
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