
今回は、他塾、特に大手塾に通っているものの、勉強がうまくいっていないと感じている中学生の保護者の方に向けて、一つ提案をしたくてこの記事を書いています。
その提案とは、「無理な先取り学習をやめませんか?」というものです。
多くの大手塾では、先取り学習が当たり前のように行われています。
大手の集団塾では、学校よりも2単元、3単元先の内容を進めることも珍しくありませんし、理科や社会では、学校とは異なる順番で学習が進むこともよくあります。
ただ、ここで一度、学校が今進んでいる範囲に立ち戻ってみませんか?というのが、今回お伝えしたいことです。
というのも実は、多くの中学1年生・2年生にとって、先取り学習を行う必要性はそれほど高くないからです。この時期に最優先すべきなのは、先へ進むことではなく、学校の現行範囲をきっちり固め、定期テストで得点を取ることです。
兵庫県の公立高校入試は内申点の比重が非常に大きい入試制度です。
内申点が不足していれば、学力検査対策をどれだけ進めても受験の土俵に立つことすらできません。
目安としては、市西・神戸・長田で230、宝塚北・県立西宮で200。(兵庫方式の250点満点で)
内申点がこの基準ラインに届いていない限り、受験すること自体が難しくなる可能性が高くなるのが兵庫県の公立高校入試です。
そもそも、学校の定期テストで高得点が取れいないような、十分に理解できていない状態で先取りを進めても、得られるものはほとんどないとも言えます。
もちろん、学校の定期テストは常に余裕で、450点前後を安定して取れているような生徒であれば、先取り学習が有効に働く場合もあります。
しかし、定期テストで80点に届いていない、現在のテスト範囲にも理解の穴がある子に対して、「いつか役立つから」という理由で、よく理解できていないまま先の内容を進めることが、本当にその子のためと言えるでしょうか。
それよりも、大切なのは今学校で学習している範囲を確実に理解し、目の前の定期テストで結果を出せる状態を作ることです。
もし今、
「塾には通っているけれど、定期テストの点数が思うように伸びない」
「先取りばかりで、学校の内容が置き去りになっている気がする」
と感じているなら、一度立ち止まって考えてみてください。
中1・中2の時期に本当に大切なのは、先の内容を進めることではなく、学校の進度に合わせて理解を積み上げ、定期テストで結果を出すことです。
定期テストの点数が上がってくると、内申点が伸び、その先の選択肢も自然と広がっていきます。
そして、子ども自身が勉強に前向きに取り組み始めます。
焦らなくて大丈夫です。
今やっている内容を一つずつ整理し、「定期テストで点が取れる状態」を作ることができれば、受験に向けた学力もきちんと伸びていきます。
もしその進め方に不安があるなら、兵庫いぶき塾に一度ご相談ください。
目の前の定期テストで結果を出すところから、丁寧にとサポートさせていただきます。



