この時期は今後の勉強をどうやって進めればいいかヒントが目の前に転がっている状態です。
そのヒントとは、1学期期末テストの結果表のことです。
テストの結果から次のテストへのヒントがたくさん得られます。
このヒントをしっかり拾って、今後の勉強に活かすことが大事です。
特に、「1学期の成績がまずい…」と感じたなら、テストの反省をしっかり行ってください。
なぜなら、反省なしでは次のテストでも同じ失敗を繰り返すからです。
今の勉強法を続けても成績は上がりません。
成績が悪いのは、今の勉強法が良くないからです。
反省をしっかり行って、勉強の仕方を改善することでしか成績は上がっていきません。
特に、今は1学期の期末テストが返ってくる時期。
やるべきことは、次の3つです。
1.テストの結果を超具体的に反省する
まずは、テストの結果を超具体的に反省します。
以下の方法を試してみてください。
- 各教科ごとに、良かった点と悪かった点を書き出す
- 悪かった点は改善策を考える
- 良かった点と改善策を普段の勉強とテスト対策に分類する
何が良かったのか、悪かったのか、良かったことは続け、悪かったことはどう改善するのか、考えます。
この時は普段の勉強で取り組む内容と、テスト前に勉強する内容に分類しましょう。
たとえば、「毎日単語10個覚える」は普段の勉強、「赤シートで学校の教科書を覚える」はテスト前にやる勉強内容にされます。
普段の勉強に分類されるものは今日から取り組む。
テスト対策に分類したものはテスト前に必ず見直して実行することが大切です。
2.反省を書きまとめる
学校で成績個票に書く反省をしっかり書くことが大切です。
この反省を書く作業は、自分の学びを振り返り、次に活かすための重要なステップです。
1.で考えた内容を書き出しましょう。
これにより、自分の勉強方法を見直し、改善点を明確にすることができます。
3.改善策を実行に移す
改善策を実行に移すことが最後のステップです。
普段の勉強に分類したものは普段の勉強に活かし、テスト対策に分類したものはテスト前に必ず見直して実行することが重要です。
普段の勉強の反省点は、今日から実行しましょう。
例えば「英単語は毎日覚える」と感じたなら、それを実行します。
一方、テスト対策の反省点は、次回のテスト前に必ず見直して実行することが大切です。
例えば「次のテスト前に文法の復習時間を設ける」と感じたなら、テスト前にしっかり書き起こした反省を見直して、それを実行しましょう。
この3つのステップが正しい反省の仕方です。
反省を通じて勉強のやり方を良くしていくことで、成績を上げるための力がついてきます。
兵庫いぶき塾の目標設計会
兵庫いぶき塾では、毎月月末に「目標設計会」というイベントを開催しています。
この目標設計会では、翌月のテストなどの予定を確認し、学習を進める際の注意点などについてアドバイスを提供します。
さらに、生徒たちはそれぞれの目標を設定し、目標達成のために何をすべきかをワーキングを通じて考えます。
6月末の目標設計会では、期末テストの振り返りと7月(夏休み)の過ごし方に関する注意点についてお話しました。
また、ご希望の方には個別面談で目標設計のお手伝いをすることも可能です。
ぜひお気軽にご相談ください。