数学が苦手な子に対しての指導で最初に着手するのが『書き方』の矯正です。
個人差はありますが、数学の問題の難易度が上がっていくにつれて脳内だけで問題を処理することが難しくなっていきます。
多くの中学生にとっては、1年生の2学期に学習する『方程式の文章題』からは脳内だけで問題を解くことはできなくて当然だと言えます。
そのため、式・図・表といった問題を解くために手がかりをきちんと書けない時点で、問題が解けないことが確定してしまいます。
私は15年以上塾講師を続けてきましたが、とくに近年式を書けない(書かない)中学生が増えてきているように感じます。
理由の一つとして、学校での学習内容の増加があげられるでしょう。
2021年の指導要領改訂をきっかけに、中学生の教科書の分量・難易度はアップしています。
保護者様も一度教科書を見てみてください。
「自分が学生だった頃と比較して、中学校の教科書難しくなったな」と感じるはずです。
量が増えて難しくなっている反面で、学校の授業回数や時間は変化していません。
そのため、学校の授業内での問題演習の時間が短くなっていきます。
問題演習を通じて、先生が式の書き方を添削したり、直接指導したりする時間が短くなっているようです。
兵庫いぶき塾では、式の書き方の指導や、添削を通じて、問題を解く力を高めていきます。
実際に『式の書き方』を知ったことがきっかけで成績上がる中学生は少なくありません。
「お子さまの数学が不安・・・」という方は、無料学習相談をご用意しておりますので、お問い合わせください。