【2025春入試】兵庫県公立高校の入試日程を解説|一般入試は3/12・推薦入試特色選抜は2/17

この記事では兵庫県公立高校の入試日程について詳しく解説します。

2025年度の兵庫県の高校入試に関する日程は次のとおりです。

一般入試の日程

一般入試日程
学力検査令和7年3月12日(水)
合格者発表令和7年3月19日(水)

推薦入学・特色選抜・多部制Ⅰ期試験・外国人生徒にかかわる特別枠選抜の日程

推薦入学・特色選抜など日程
適性検査、面接等令和7年2月17日(月)
(一部の学校は2月18日(火)も実施)
合格者発表令和7年2月21日(金)

この記事では、兵庫県の公立高校入試の日程に関するさらに詳細な内容をお伝えします。

また、記事の後半では、中学3年生の1年間の流れについて解説します。

年間を通じてどのように1年が流れていくのか、またどのような行動をとっていけば良いのかについて、解説していきます。

篠原塾長
篠原塾長

この記事を読むと、受験生の1年間がどのように進んでいくかが理解できます

2025年度の兵庫県公立高校入試の受験生とその保護者様必見の内容です。

2025年度兵庫県公立高校入試日程

2025年度の兵庫県公立高校の入試日程について詳しく解説します。

兵庫県内の公立高等学校では、2月に特色選抜・推薦入試が、3月に一般入試が実施されます。

一般入試の日程

一般入試日程
学力検査令和7年3月12日(水)
合格者発表令和7年3月19日(水)

兵庫県公立高校の一般入試は、普通科総合学科などのコースを受験するための試験です。

一般入試は、兵庫県全域で同じ日程で実施されます。

学力検査では、国語・数学・理科・社会・英語の5教科が実施されます。

推薦入学・特色選抜・多部制Ⅰ期試験・外国人生徒にかかわる特別枠選抜の日程

推薦入学・特色選抜など日程
適性検査、面接等令和7年2月17日(月)
(一部の学校は2月18日(火)も実施)
合格者発表令和7年2月21日(金)

兵庫県公立高校の特色選抜・推薦入試は、2月に行なわれます。

特色選抜入試は「普通科の特色ある類型」で実施されます。

推薦選抜入試は「普通科に設置されたコース」,「専門学科(職業学科と特色ある専門学科に分類)」,「単位制普通科」,「総合学科」で実施されます。

合否は次の要素によって判定されます。

特色選抜入試
内申書と面接、高校によっては実技検査や小論文(作文)など
推薦試験
内申書と面接、学科やコースによっては小論文(作文)、適性検査、実技検査など
普通科に設置されたコース
数学、理科の中から2教科以内のペーパーテスト形式の適性検査や実技検査、小論文(作文)が実施される場合がある

推薦入学、特色選抜については次の記事でも詳しく紹介しています。

多部制Ⅱ期A試験・通信制課程・県立芦屋国際中等教育学校入学者選考の日程

多部制Ⅱ期試験A日程
学力検査令和7年3月12日(水)
合格者発表令和7年3月19日(水)

多部制II期A試験は、2025年3月12日に学力検査・面接が実施され、3月19日に合格者発表を行われます。

通信制課程日程
面接令和7年3月2日(日)、3日(月)
合格者発表各校の指定日以降に受検者へ郵送で通知

通信制課程は、3月3日と4日に面接が実施され、合格者発表は各校の指定日以降に受検者へ郵送で通知されます。

県立芦屋国際中等教育学校日程
面接、作文令和7年2月1日(土)
合格者発表令和7年2月6日(木)

県立芦屋国際中等教育学校入学者選考は、面接・作文による選考が2025年2月3日、合格者発表が2月8日に実施されます。

中学3年生の1年間とは

ここからは、中学3年生の1年間についての流れについて説明します。

受験生として意識すべきことや、時期ごとに注意すべきポイントについて紹介します。

1学期

まだまだ受験モードになれない時期

1学期の成績は内申点に大きく影響します。

兵庫県公立高校入試の内申点は1学期と2学期の成績を元に算出されるからです。

ですが、実際のところ、まだまだ1学期は「受験勉強をやる気満々」という中学3年生は多くありません。

クラブがあったり、学校行事が多かったり、志望校がまだ定まっていなかったりと、受験への意識を強く持つことが難しい時期です。

保護者様と子どもで受験への意識に差がつく時期

そのため、1学期は保護者様と子どもの意識に最も差がつく時期です。

受験生として勉強してほしいと考えている保護者様からすると、「なかなか想いが子どもに伝わらない」と感じてしまうことも珍しくありません。

1学期の勉強は定期テスト中心で内申点アップを目指す。

そんな1学期をうまく送るためには、目標を設定することが大切です。

兵庫いぶき塾では、中3の1学期は定期テストを最大目標に置きます。

中間・期末テストでの自己ベストを目指しましょう。

定期テストで結果を出すことで、内申点アップを狙うことが大切です。

中3からの逆転合格を目指すなら1学期での挽回が必須です

中3からの逆転合格を目指すなら「1学期でひっくり返すこと」を目標にしてください。

夏休みになると、みんなが勉強し始めます。
そうなると、自分自身は勉強を頑張っても周りも頑張っているため、なかなか差が縮まりません。

みんながまだ始動できていない1学期にひっくり返してしまうことを目標にしましょう。

内申点の観点から見ても、2学期以降の逆転は困難です。

夏休み

クラブ引退・夏期講習・オープンスクールなど受験生になるきっかけがたくさん

中3の夏休みはクラブを引退したり、塾に通っている人は夏期講習があったり、受験モードのスイッチが入るイベントがたくさんあります。

たとえば、塾に通っている人は、夏期講習の授業で、勉強量を確保する重要性を説かれたり、自習スペースの利用を促されたり宿題を出されたりするでしょう。

そういった中で段々と勉強し始める受験生が増えていきます

中には1日8時間以上、毎日勉強する受験生も珍しくありません。

勉強量に最も差がつく時期

だからこそ、この時期は勉強量に大きく差がつく時期です。

少し乱暴な言い方をすると、「やる子はやるけど、やらない子はやらない」 夏休みはそんな時期です。

そのため、夏休みの勉強の差が、2学期以降にテスト結果で大きく現れます。

塾業界では「受験の夏」という言葉をよく使いますが、本当にそう思います。

オープンスクールや学校説明会に参加しましょう

夏休みから2学期前半にかけてオープンスクールや学校説明会が行なわれます。

特に私立高校は夏休みに、公立高校は2学期前半9月10月に行なわれるイメージです。

自分が気になる高校、受験する可能性が少しでもある高校のオープンスクールや説明会には必ず参加するようにしましょう。

2学期

2学期はテストがたくさん

2学期は数多くのテストが行なわれます。

たとえば、

  • 9月:実力テスト
  • 10月:2学期中間テスト
  • 11月:実力テスト
  • 12月:2学期期末テスト

などが行われます。
さらに模試を含めると、1月に2つ以上のテストがあることも珍しくありません。

ひとつひとつのテストが内申点の材料になります。

この時期を乗り越えるためにも夏の助走がとても大切ですし、2学期も継続して頑張りましょう。

2学期には志望校の決定も

多くの中学校では、12月に懇談が行なわれます。

その12月の懇談で志望校(出願校)を決定することが多いです。

夏休み・2学期に参加したオープンスクールや学校説明会を材料に、自分の進学したい学校を決めていきましょう。

兵庫県の公立高校入試では「複数志願制度」が導入されているので公立高校の第2志望も併せて考えましょう。

冬休み

受検に向けてラストスパート

志望校も決まり受検に向けてラストスパートする時期です。

冬休み頃からは過去問の演習に取り掛かりましょう。

簡単に過去問の使い方を紹介すると次のような流れで勉強するのがおすすめです。

  • ステップ①過去問を試験と同じように解く
  • ステップ②丸付けをする
  • ステップ③間違えた問題をやり直す
  • ステップ④自分の弱点を分析する
  • ステップ⑤取り組みを決めて実行する

過去問のイマイチな使い方は、「解いて点数を出す」だけで終わってしまうこと。

重要なのは、点数ではなく、できなかった問題をできるようにしていくことです。

過去問の演習」と「単元別・分野別の学習」を両立することが大切です。

過去問については次の記事で詳しく解説しています。

3学期

さあ入試本番です。

2月上旬の私立高校入試からスタート。
2月17日には推薦入学や特色選抜が行われます。
そして、3月12日には一般入試が行なわれます。

学習面では、冬休みと同じように、「過去問の演習」と「単元別・分野別の学習」の両立が大切です。

そして、この時期は、体調管理とメンタル管理も大切にしていきたいところです。

受検までの体調管理は早寝早起きが基本

本番で実力を出し切るために体調管理には万全を尽くす、早寝早起きが基本です。

勉強の遅れなどが気になっても、徹夜は厳禁です。

寝不足で体調を崩してしまう。
さらに、昼夜逆転のリズムが身につくなど、受験勉強にはデメリットが大きすぎます。

倍率は気にしちゃダメ

そして、メンタル管理。

特にメンタル面に影響が出やすいのが倍率です。

出願状況が判明し、自分の受験する高校の倍率が高かったりすると不安に感じてしまう受験生も少なくありません。

ですが、倍率は自分ではどうしようもないものです。

塾でこれまで見てきた経験から言うと、兵庫県の公立高校入試では、合格の可能性がゼロに近い場合は、「その高校は無理だから下げた方がいい」と中学校の先生から出願を止められることがほとんどです。

中学校から出願にGOサインが出ていると言うことは、合格の可能性があると言うこと。

自分ではどうすることもできない倍率の高さを憂うのではなく、学力を高めて少しでも合格の可能性を高めることに力を注ぎましょう。

まとめ

この記事では、兵庫県の高校入試について、日程や中学3年生の1年間の流れについて紹介しました。

兵庫県の高校入試の日程は下記の通りです。

兵庫県公立高校入試一般入試の日程

日程
学力検査令和6年3月12日(火)
総合学科の実技検査令和6年3月13日(水)
合格者発表令和6年3月19日(火)

推薦入学・特色選抜・多部制Ⅰ期試験・外国人生徒にかかわる特別枠選抜の日程

日程
適性検査、面接等令和6年2月15日(木)
(一部の学校は2月16日(金)も実施)
合格者発表令和6年2月20日(火)

記事の後半では、中学3年生の1年間の流れについて説明しました。

兵庫県の高校入試に合わせた受験生としての取り組み方について、日程や流れを中心に詳しく説明しました。

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