「勉強についていけない」と中学生が感じる原因とは？対処法やおすすめ教材をご紹介

本記事は、勉強についていけない中学生のために原因を明らかにして、対処法やおすすめの教材を紹介します。

「学校の授業を半分くらいしか理解できていない」

中学生全体の4割程度がそのように感じているようです。

国語39.4％、数学39.8％、英語47.3％、理科48.9％、社会42.8％が半分以下しか理解できていないと感じているようです。（「第５回学習基本調査」報告書 [2015]：ベネッセ教育総合研究所）

『学校の授業が半分も理解できていないこと』は、将来の高校進学などを意識すると、かなりまずい状態。

もしかすると、本記事を読んでくださっている人の中にも、勉強についていけなくなってきているお子さまの様子を見ていて心配になる保護者様も多いのではないでしょうか。

本記事では、勉強についていけない状態になってしまっている中学生のために、原因や対処法、おすすめの教材を紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

中学生が学校の授業や勉強についていけない5つの原因

本記事では、中学生の勉強についていけない原因を5つ紹介します。

これらの5つの原因について紹介します。

理解するための基礎や土台ができていないから

中学生が勉強についていけなくなってしまう主な原因の一つは、理解するための基礎や土台が不足していることです。

数学が理科が苦手になってしまっている中学生には、小学校内容がしっかり定着できていない人が多いです。

たとえば、小学校で勉強する速さや割合、平均などは、中学生になると数学だけでなく理科でも利用する場面が出てきます。

小学校内容の土台があって、中学校内容が理解できるという仕組みになっています。

実際に兵庫いぶき塾の授業でも、割合や平均など小学校内容のプリントなどをお渡しして復習することも珍しくありません。

勉強のやり方がよくないから

よくない方法で勉強してしまっていることも、勉強についていけなくなる原因の一つです。

中学校では小学校と比べて学習内容がレベルアップしていきます。

そのため、小学校では『なんとなくの勉強』でクリアできていても、中学校では通用しなくなってしまうということも･･････。

できるだけ、効果的な学習方法を身につけていくことが重要です。

勉強に対するモチベーションが低いから

中学生が勉強についていけなくなってしまう別の原因は、勉強に対するモチベーションが低いことにあります。

モチベーションが低いと、授業中にも関係ないことを考えたり、うたた寝をしてしまったり、学習内容に集中できなくなってしまいます。

モチベーションを高める方法の一つが、将来の目標や夢について考えてみることです。

たとえば、高校の見学に行ったり、興味のある職業についてネットで調べてみたりすることで目標や夢が見つかる場合があります。

「勉強にやる気が出ない」と言っていた生徒が、突然人が違うかのようにやる気を出し始める。

「何かあったの？」と聞いてみると、「家族で進路について話をして、やる気が出た」と答えてくれた経験が何度もあります。

ほかにモチベーションを高める方法は、『ご褒美』を設定することも有効です。

ご褒美は即時に得られる物の方が、遠い将来に得られる物よりも魅力的だということです。

勉強したらすぐに手に入れられるご褒美の方がモチベーションアップに役立つようです。

具体例は次のような物があります。

これらはあくまでアイデアの一例です。

健康状態がよくないから

身体の健康状態は学習に大きな影響を与えることがあります。

たとえば、睡眠不足が続いていると、勉強中にウトウトしてしまって集中することができず、結果として勉強についていけなくなってしまう理由になることがあります。

たとえば、次のようなことに気をつけましょう。

十分な睡眠をとることは、集中力や学習能力を向上させるために非常に重要です。
中学生は8時間の睡眠が必要だということもわかっています。
規則的に過ごし、夜更かしを避けることが大切です。

健康な食事を摂ることは、エネルギーを提供し、脳の機能をサポートします。
野菜、果物、タンパク質、健康な脂質をバランスよく取り入れましょう。
スナックやジャンクフードの摂り過ぎには要注意です。

運動は体と心の健康に貢献し、ストレスを軽減します。
できれば毎日30分程度の運動はするように心がけましょう。

学校の先生の教え方が合っていないから

最後に、中学生が勉強についていけなくなる理由の中で、意外なものを一つ紹介します。

それは、『学校の先生の教え方にフィットしない』場合があることです。

学校の先生も一人の人間なので、授業の上手や下手はありますし、指導方法が合わないということも珍しくありません。

授業のスピード、説明の口調や内容、板書のスタイルなど、「どうしても合わない」と感じてしまって、だんだん授業についていけなくなってしまうこともあります。

こうした場合には、理解できるようになるまで他の先生や友達に質問したりすることが大切です。

また、塾や通信教材なども活用して、他の先生に習うことも考えるべきかもしれません。

勉強についていけない中学生のための10個の対処法

ここでは、勉強にしっかりとついていけるようになるための10の方法を紹介します。

次の10の方法が考えられます。

自分に合いそうだなというものから試してみてください。

学習目標を立ててから勉強する

学習の目標があるとモチベーションを高めるのに役立つでしょう。

たとえば、

など、志望校、点数、勉強時間などを目標におくとよいでしょう。

目標を設定することで、勉強により集中できるようになります。

そうすることで、勉強についていけるようになるきっかけになるでしょう。

睡眠をしっかりとり体調を整える

睡眠は学習において非常に重要です。

ウトウトしていると集中できませんし、深く眠っている時間に脳は情報を整理する働きがあるからです。

夜更かしや徹夜をすることなく、充分な睡眠時間を確保しましょう。

また、就寝前にはスマホの使用は控えることが大切です。

スマホから発せられるブルーライトを就寝前に浴びることで、深い眠りを阻害されてしまうからです。

授業前に次の授業内容を予習する

授業についていくために取り組みたいのが授業の予習です。

予習と言っても、やるべきことは『教科書の次のページをチラ見しておく』だけでOKです。

前もって、どんな内容を勉強するのか目を通しておくことで、授業の内容が想定できるようになり、深く理解することに繋げられるからです。

授業後にその日の授業内容を復習する

予習と同じくらい大切なのが復習です。

人間というのは悲しいくらい忘れていく生き物なんです。

晩ご飯のメニューすら覚えてないのに、勉強内容なんて忘れて当たり前なんです。

忘れることを防ぐ一番の方法が復習を行うことです。

数日前の晩ご飯のメニューを覚えてられないのも『復習』をしていないからなんです。

何度も繰り返し同じ内容を見聞きすることでのみ、情報を確実に定着させることができるのです。

まずは、「その日の授業のノートや教科書を見返すこと」から始めてみるとよいでしょう。

授業で学習した重要なポイントを振り返る習慣を身につけましょう。

勉強時間を確保する

勉強についていけるようになるためには、勉強時間を確保することが大切です。

ついていけていないってことは、理解に時間が掛かってしまっているということ。

短時間で学ぶ方法を考えても、なかなかうまくいきません。

そうやって考えた方が、うまくいくものです。

部活動などで 忙しいスケジュールの中で勉強時間を確保することは難しいことですが、スキマ時間を見つけて予習・復習をすることで少しでも学習量を確保していきましょう。

授業中はノートをしっかり書く

授業内容を理解するために、授業中はノートをしっかりとることが大切です。

授業中にノートを取ることで内容を理解しやすくなります。

授業内容をまとめ、重要なポイントを強調して書くことで、どこが大事なのかを理解するきっかけになります。

また、書いたノートを後で見直すことで授業の内容をすばやく復習できます。

ぼーっと話を聞いているだけでなく、手を動かして話を聞くことで、集中力がアップします。

わからないことや疑問点があれば質問する

日ごろの勉強でわからないことや疑問点があれば質問して解決していくことが大切です。

「ちょっと理解できているか不安だな」と感じたことを質問して「完璧に理解できた！」に変えていくことが大切です。

授業内容に関連した問題を解く

授業の内容に関連した問題を解くことで、知識を定着させたり、実際に問題を解く力をつけられたりします。

学校で配られるワークや市販の問題集に取り組みましょう。

「勉強についていけるようになりたい」そんな中学生におすすめの問題集は、文理の中学教科書ワークです。

教科書と連動しているため、学校の授業で学習した範囲のページに取り組んでいきましょう。

勉強した内容を自分で説明してみる

また、勉強した内容を他の人に説明してみるのもおすすめです。

自分の理解が整理されていなければ他人に説明することは難しいからです。

説明することで、自分の知識が深まり、不明瞭な部分や理解不足な点を見つけられます。

理解力を高めるために、人に説明するのはよい取り組みです。

自分に合った先生の授業を受ける

「説明がわかりやすい」と感じられる授業を受けるようにすることも勉強についていけるようにするための大切な取り組みの一つです。

塾や家庭教師の他にも、最近では非常にリーズナブルに、スマホやタブレット、PCなどで一流講師の授業が受けられる『スタディサプリ』という教材があります。

こういった理由から、勉強についていけるようになりたい中学生にスタディサプリをおすすめしています。

次の章では、スタディサプリについて、もうすこし詳しく簡単に紹介したいと思います。

勉強についていけない中学生におすすめの教材はスタディサプリ

スタディサプリは、一流の講師による授業が月額2,178円で見放題という教材です。

5教科に対応しており、中学生の内容だけでなく、小学校の内容も見放題です。

小学校の内容を復習したいときも、サッと授業を受けて復習することができるので、勉強についていけるようになりたい中学生にぴったりの教材です。

わかりやすい先生に教われる

スタディサプリでは、厳選された一流講師による授業を受けることができます。

たとえば、上の動画の関先生はCMなどでもおなじみの有名講師。

どの教科の先生も説明がわかりやすいです。

理解できるまで何回も同じ授業が受けられる

スタディサプリでは、何度でも同じ授業を見直すことができます。

同じ授業をもう一回というのはは、学校の授業や塾の授業では難しいこと。

理解できるまで何回も同じ授業が受けられるのは、勉強についていけるようになりたい中学生にとってはメリットが大きいです。

定着できてるか簡単にチェックできる

スタディサプリでは、学習進捗や理解度を確認する機能が備わっています。

自分の学習状況を把握し、改善点を見つけることができます。

学習の習慣が身につく仕組みが用意されている

スタディサプリには、学習の習慣を身につける仕組みが用意されています。

ミッション機能が搭載されており、「何を勉強するべきか？」で迷うことがありません。

定期的に復習できる確認テストもミッション機能には組み込まれているため、継続して学習できます。

これらが備わっていて、費用が安い

スタディサプリでは、一流講師のわかりやすい授業や習慣を身につけるミッション機能などがついて月額2,178円。

2週間の無料体験を受けられるので、一度、体験してみて使えそうなら継続するのがおすすめです。

無料体験の登録方法はこちらの記事でも詳しく紹介しています。

まとめ

本記事では、中学生が勉強や学校の授業についていけなくなってしまう理由や対処法について、くわしく紹介しました。

「学校の授業についていけない」と悩んでいる中学生は、今回紹介した対処法を参考にしてみてください。

また、オススメの教材としては『スタディサプリ』がおすすめです。

一流講師の授業が月額2,178円で見放題なので、何度も繰り返し復習することで学校の授業だけで理解できなかった部分も理解できるようになるはず。

2週間の無料体験が受けられるので、一度試してみてはいかがでしょうか。