中間テストや期末テスト、学年末テストといった中学校で行なわれる定期テスト。
定期テストの結果は通知表の評定の大きな判断基準になります。
そして、通知表の評定は内申点になります。
高校入試での成功を目指すためにも定期テストでの成績アップを目指したいところ。
- どんな勉強をすればいいかわからない
- できるだけ効率よく点数を上げたい
今回は定期テストの成績アップのための方法を知りたいあなたに向けて、重要ポイントを5つご紹介します。
いぶきWebスクールのしのはら塾長は学習塾で15年以上中学生に学習指導をしてきました。
定期テストの成績アップのために、ぜひ今回の話を役立ててもらればと思います!
ポイント①【結論】学校の勉強をやりきれば定期テストの成績は上がる!
というのも、定期テストは授業で学んだ内容からの出題がほとんどだからです。
- 授業で講義を受けた内容
- 学校の教科書に書かれている内容
- 学校のワークの内容
- 学校の先生の板書の内容
具体的には上記などの内容から出題されます。
学校の普段の授業の理解度が成績に直結します。
ポイント②間違えた問題を反復することが大切です!
「一度解いて、丸付けをしておしまい」では成績は上がりません。
- 説明を聞く
- 自力で問題を解く
- 丸付けをていねいにする
- 間違えた問題に印をつける
- 解説を理解する
- 解けるようになるまでやり直す
丸付けをして、間違えた問題を反復して練習。
そうすることで、解けなかった問題が解けるようになるのです。
最初は解けなかった問題が練習を通じて、解けるようになった時が学力が上がる時です!
その流れをつくりましょう。
「直接やって提出」が宿題になる学校のワーク
学校のワーク類の宿題は直接書き込んで提出することが多いようです。
こうした宿題に取り組む時には、一度目はノートに解くようにしましょう。
そして、丸付けをして解説を読んで、もう間違えないというところまで学習してから直接やるようにしましょう。
なぜこんなやり方をするのか?
それは、ワークに直接答えを書き込んでしまうと、やり直すことが難しくなるからです。
ポイント③日頃の勉強の理解が一番大事
こういった質問を多く受けますが、理想はいつテストがやってきても良い状況です!
というのも、定期テストは日頃の学校の学習内容から出題されるからです。
学校の授業がしっかり理解できていていれば、いつテストがやってきてもいいはず。
普段から理解や暗記などがしっかりできていると、テスト前に落ち着いて学習が進められます。
まずは、英語と数学から
ですが、全教科普段からバッチリ仕上げておくということはなかなか簡単なことではありません。
まずは習得に時間がかかりやすい英語と数学は、日ごろから授業内容の理解にあわせて学習を進めておきましょう。
この2つだけでもしっかりできていればテスト前の負荷は軽減します。
単語の勉強法についてはこちら→高校受験の英単語の覚え方【2021年入試から必要な英単語量は倍増します】
ポイント④テスト前の勉強時間はどれくらい?
中学生の勉強時間の平均は90分です。第5回学習基本調査(ベネッセ)
これは全学年、そして時期によって分けたものではありません。
なので、テスト前はみんなもっと勉強しているでしょう。
「勉強は量ではない」ということもない
「勉強は量だけではない」という意見もあるでしょう。
僕も勉強は量だけでなくて学習する内容や、取り組み方も大切だと思います。
ですが、量も大切だと思いますよ。
演習や暗記、少ないのと多いのと、どっちが成果を出せると思いますか?
多くやった方が成績が上がる確率は高まるでしょう。
兵庫いぶき塾のテスト対策勉強会
ちなみに僕が運営している兵庫いぶき塾の塾生では、テスト前2週間の土曜日と日曜日は朝8:30から18:00までテスト対策勉強会というのをやっています。
そこでは一日あたり7時間以上の勉強を行ないます。
また、平日も自習スペースはいっぱいになります。
大体3時間くらいは勉強しています。
それだけ時間をかけて、わからないところをなくしたり、暗記に取り組むと、成績が上がる確率はかなり上がります。
ポイント⑤徹夜は絶対にダメ。
テスト前になると、ついつい夜に勉強をして徹夜という人も少なくありません。
- 眠たさで次の日の集中力が低下する。
- 徹夜をしている時間帯の夜の集中力は低いともいわれています。
徹夜には上記2つの害があります。
そもそも徹夜をしたくてしている人はほとんどいないでしょう。
徹夜は悪循環
効率も悪く誰もやりたくない徹夜。
徹夜をしている中学生には、実は「それ徹夜しなくても大丈夫じゃん!」という人が多いです。
といのも、徹夜をしている人の多くは、眠気に負けて昼寝していることが多いんです。
- 昼寝から起きて勉強をやり始めるのが21時や22時。
- やり始めるのが遅いから、やり終えるのが遅くなる。
- 夜遅くなるから次の日も一日眠い。
- 次の日も1から3を続行。
徹夜をしている人の多くは、このような悪循環に陥ってしまっている人がほとんど。
徹夜をなくすシンプルなたった一つの方法
勉強の開始を早めること。
これだけで徹夜は必要なくなります。
学校から帰ったら即やるべき勉強に取り組む。
そのために、学校に帰ったら何の勉強しようかという予定を立てておくことが大切です。
そして帰ったら取り組む。
早く終わったらゆっくりしてOKです。
まとめ
というわけで、今回は定期テストの成績アップにつながる重要ポイントを5つご紹介しました。
- 定期テストの成績アップにつながる重要ポイント5選を徹底解説!
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- ポイント①【結論】学校の勉強をやりきれば定期テストの成績は上がる!
- ポイント②間違えた問題を反復することが大切です!
- ポイント③日頃の勉強の理解が一番大事
- ポイント④テスト前の勉強時間はどれくらい?
- ポイント⑤徹夜は絶対にダメ
定期テストで成績をアップするコツは学校の勉強をしっかりやりきることです。
そのために間違えた問題を反復したり、日ごろの勉強を理解しておくということが大切です。
テスト前の勉強時間は、結果を出したいと思うのであればできるだけ多く取りましょう。
僕の運営している兵庫いぶき塾の生徒は土日7時間・平日3時間はやっています。
そして、徹夜は絶対にダメ!
今回の内容を活かして成績アップにつなげてみてくださいね!