「文章を理解する力」と「発表する力」を身につける小学生国語

兵庫いぶき塾の小学生の国語の授業では、
・ことば集めなど日本語遊び
・住んでいる町の紹介文などの作文を書き発表
という学習をおこないます。



どうして、「兵庫いぶき塾の小学国語の授業ではこのような学習をするのか」ということを今回はご説明させていただきます。

「文章を理解する力」はすべての教科の基本。

まずはじめに、文章を理解する力は、すべての教科の学習の基本です。

なぜなら皆さんが学習する教科書は日本語を使って書かれており、授業の説明は日本語でおこなわれるからです。
そして、「難しい」と感じる問題の多くは、実は問題文(=何を問われているのか)を理解するのが難しいのです。

正確に理解して文章を読む力。
これは、どの教科にも共通して必要な力です。

「文章を理解する力」を身につけるために

語いを増やす

まず、文章を理解できるようになるために必要なのは「語い力」です。
「語い」とは使える言葉の量のことです。

小学生が日ごろ用いる言葉がどんどん簡略化されていっています。
もう何でも「ヤバい」ですし、良いことも悪いことも「すごい」です。

そのため、小学生高学年なら知っているだろうという言葉を知らないということが増えてきています。
どう「すごい」のか、どう「ヤバい」のか説明できなくなっています。
これでは国語の文章を読み解くことはできません。

そのため、「語い力」を増やすことが必要です。

文章の背景の知識をつける

また、文章を理解するうえで必要になってくるのが「背景の知識」です。

例えば、先日行われた中学生の模試においてラグビーのワールドカップに関した文章が出題され、文章(その問題ではラグビー日本代表について)の背景の知識がある生徒にとってはとても解きやすい問題になっていました。
もちろん、スポーツに限らず・芸術や、政治・経済、テクノロジーなど様々な文章が国語のテストでは出題されます。

そのため、
「文章の背景になる知識や、まだ知らないことを調べる力」を身につけることが必要です。

話の展開を考えながら読む

国語の教科書に載っているような「説明的文章」は、すべて展開がはっきりしています。
作者の伝えたいことは1つで、それを丁寧に伝えようとしています。

そのため、正確に文章を読み取るには、
「筆者が伝えたいことを丁寧に追いかけて読む力」を身につけることが必要です。

伝えようとしていることを丁寧に追いかける力は、話を聞くときにも通じます。
「この人は何を言いたいのか」と展開を考えながら聞く力をつけることは、すべての教科において「授業を聞く力」へと繋がります。

「自分の考えをまとめ・発表する力」が必要な時代へ

2020年度から実施される新・学習指導要領では「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」の全ての領域で、学習過程の中で「自分の考えの形成」を図ることが明確化されています。

AI技術の発展などにより、現在人間がしている作業の大半がAIに取って代わられる時代がやってきます。
さらに世界の国々で受けられているテスト(PISA:学習到達度調査)において、
日本人のほとんどが文章を評価しながら読んだり、その文章を読んで自分の考えや理由を述べたりすることが苦手だということがわかっています。

「情報を読み取り、自らの考えを他の人へ説明できる力」を身につけることが必要です。

「文章を理解する力」と「自分の考えを発表する力」を身につけるために

従来の塾の国語の授業は「読解問題を解く→その解説を講師がおこなう」という形式が大半です。
もちろん、読解問題を解き、講師の説明により理解するというプロセスは大切ではあります。

ですが、それだけでは
「語い力」
「文章の背景の知識」
「自分の考えをまとめ・発表する力」
は身につきません。

これらを身につけるためには、
実際に自ら調べ、やってみることが一番の近道です。

ですので、
・ことば集めなど日本語遊び
・住んでいる町の紹介文などの作文を書き発表
などをおこないます。

また、
「話の展開を考えながら読む力」
を身につけるためには、従来の「読解問題を解く→その解説を講師がおこなう」という形式が有効です。

新旧にこだわらず、良い学習の仕方をどんどん取り入れていくのが兵庫いぶき塾の小学生の国語の授業です。