
こんにちは
兵庫いぶき塾の塾長の篠原です
受験で自分の持つ力を出し切ることはとても重要なことです。
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普段どおりの力を出し切る大切さ
私がこれまでに指導してきた中でこんな事がありました。
普段の学習で行う過去問では8割取る力があるAくんと6割しか取れる力がないBくん。
なぜ日頃の学力が低いBくんが合格で、学力が高いAくんが不合格だったのか。
それは、入試の後の成績開示をみると明らかでした。
というのも、Bくんは普段どおり60点取ることが出来ていました。
反対にAくんは普段通りの力が出せず5割程度しか取ることができなかった。
その結果BくんがAくんを上回ることが出来たのです。
このような順位変動は受験では決して珍しいことではありません。
普段通りの力を出してしっかり点数が取ることが出来る人と、反対に普段の力が出せずに思ったような点数が取れない人がいるのです。
試験で自分の持つ力を出し切れる人は、Bくんのように学力を越えた順位に入ることが出来ます。
普段どおりの学力を出し切る学習法
それでは、受験本番で力を出し切るためにやっておくべきことをお伝えしたいと思います。
「入試本番で力を出しきれない」ことの原因は、本番を想定した練習をしていなかったというのがほとんど😌
— しのはら塾長@兵庫いぶき塾 (@shinohara_ibuki) January 13, 2021
兵庫県公立高校入試では、1日に国語→数学→社会→理科→英語とやりきらないといけない。
疲れてきている状態で、英語の長文問題を解くんです。
本番までに、時間割を想定した練習をしよう🤨
「入試本番で力を出しきれない」ことの原因は、本番を想定した練習をしていなかったというのがほとんど
兵庫県公立高校入試では、1日に国語→数学→社会→理科→英語とやりきらないといけない。
疲れてきている状態で、英語の長文問題を解くんです。
本番までに、時間割を想定した練習をしよう
このツイートの内容をお話しながら、具体的な学習の仕方をご紹介します。
試験本番と同じ1日を体験
受験で100%の力を発揮するために試験直前の学習でやっておくべきことは、試験本番と同じ1日の流れを体験しておくということです。
スポーツでも、野球やサッカー・バスケなんでもそうですが実際の公式戦に入る前には必ず練習試合をおこないます。
本番と同じルール・同じ会場で練習試合をおこなうことで、試合中の動きはもちろん試合日の一日の流れなど本番の試合でどうやればうまくいくのかという最終確認をおこなうのです。
これは、勉強でも同じことです。
受験で100%の力を発揮したいのであれば試験本番と同じ流れを何度か確認しておくべきです。
兵庫県公立高校入試の1日の流れ
入試当日のスケジュール通りに1日を過ごしましょう。
実際の時間割に併せて過去問や兵庫県の公立高校入試予想テストなどを使って試験を体験するのです。
兵庫県の公立高校入試の時間割はこのとおりです。
- 集合→8:20~
- 諸注意→8:30~8:40
- 国語→9:00~9:50
- 数学→10:05~10:55
- 社会→11:10~12:00
- 理科→12:50~13:40
- 英語→13:55~14:45
各教科の休憩は15分。お昼休憩は50分となっています。
正直、かなり疲れる
この時間割通り、1回過去問や兵庫県の公立高校入試の予想テストなどを解いてみてください。
実際にやってみるとわかりますが、正直かなり疲れますよ。
学校の試験だとだいたい1日3教科くらいですよね。
それが一気に5教科やらないといけないのです。
間の休憩は15分。
問題用紙が配られる時間などを考慮すると休憩時間にはトイレに行くくらいしか出来ないと思います。
兵庫県の公立高校入試一番最後の教科は英語です。
先ほどお話したように4教科のテストをやりきって疲れている状態で長文とリスニングをやらないといけないのです。
日頃できていることが疲れで出来なくなる
日頃の勉強だとできていることが、疲れによってできないということが起こります。
脳も身体もフレッシュな状況なら特に問題のない問題も、疲れによって正確にできなくなっていきます。
1日通すと後半戦は絶対に疲れてきます。
そんな状態で試験問題を解いておくことこそが試験当日に力を出し切るために必要なことなんです。
1日を通したデモンストレーションを
時間割だけでなく、朝起きる段階から入試当日と同じ行動を心がけてほしいと思います。
例えば、朝起きる時間。
人間は起きてから頭がフル回転になるまで2時間程度を要すると言われています。
ですので、受験当日は最低でも国語の試験開始2時間前である7時には起きるようにしましょう。
そして、朝ごはんを食べたり、移動の時間なども考慮して試験の日と同じスケジュールで1日を送るということを学校の休みを使って何度か練習してほしいと思います。
さらに良い学習にするために
この体験をより濃密なものにするために、いくつかポイントがあります。
それは、「場所」と「シチュエーション」です。
自宅以外で行うと効果アップ!
この学習を行う際に意識をしてみてほしいのが学習を行う場所です。
できれば家以外の場所でやってみてほしいとおもいます。
お家だとどうしても緊張感が保てないというか、やっぱり休み時間などがダラダラしがちです。
ですので、学校で自習ができるのであればそういった場所を使ったり、塾の自習スペースが使えるのであればそういった場所を使う。
家以外の場所で緊張感を持っておこなってほしいと思います。
複数人で行う
そして、できれば複数人で行うことをおすすめします。
一人でやるとどうしても、自分のペースでやれてしまうので、周りの友だち、できれば自分より少し成績の良い友達を誘ってみてやってみてください。
その時、遊びにつながらないようにだけ気をつけてしっかり時間割通りやってみてください。
本番のための練習を心がけよう
というわけで、今回は以上です。
最後に、下記をご覧ください。
「練習は本番のように、本番は練習のように」という言葉がありますが、本当にいい言葉だと思います😄
— しのはら塾長@兵庫いぶき塾 (@shinohara_ibuki) January 15, 2021
練習は、本番を意識した手順や姿勢で緊張感を持って行う。
そして本番では、練習のようにリラックスして、練習と同じ手順で行うということ。
本番のための練習を心がけてほしいです。
そうすることで、本番は練習と同じ手順で行えばOKなところまで持っていくのが理想です。
がんばれ、受験生!
今回の記事の内容を利用して、学力が上がってくれたらこれ以上のことはありません。
みなさんの成績アップを願っております!
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