
みなさんこんにちは
兵庫いぶき塾の塾長の篠原です。
今回の記事では、兵庫県の公立高校入試の社会についてお話していきます。
1つめ:兵庫県公立高校入試社会の基礎知識
2つめ:社会の入試問題で高得点を取るために必要なこと
3つめ:合格点を取るための具体的な学習法
この記事では以上の3つのことをお話していきたいと思います。
YouTube版もあります
兵庫県公立高校入試理科の基礎知識
まずは兵庫県公立高校入試社会の基礎知識として、平均点、80点以上取った受験生の割合、2020年の得点分布率をご紹介していきたいと思います。
これを知ることで、実際に志望校合格には何点くらいが目標で、受験までにどんな勉強をすればいいかのプランニングにつながっていきます。
兵庫県公立高校入試の社会のここ3年の平均点は以下のとおりです。
2019年:62.8点
2020年:53.4点
また、受験生全員における高得点率(80点以上)は以下のとおりです。
2019年:21.4%
2020年:8.2%
また、2020年入試の得点の分布は以下のとおりです。
20~39点:21.7%
40~59点:36.6%
60~79点:30.7%
80~100点:8.2%
2020年は問題の難易度が少し上がり、平均点・80点以上を取った人の割合が下がりました。
ですが、それでも例年社会は他の教科と比べて平均点が高く80点以上の人数の割合も高い教科です。
社会の目標設定について
兵庫県公立高校入試の社会ではとにかく高得点を狙っていきたいということです。
実際には、偏差値60以上の高校を受験するのであれば80点以上は取りたい、そして90点以上を目指してほしいです。
また、偏差値50~60の中堅校を目指すのであっても、70点以上は取りたい教科です。
2020年度のような50点くらいの平均点、80点以上の受験生の割合10%前後という点数の傾向は続く可能性があります。
それでも、社会では高得点を目指すべきだと思います。
というのも、社会は今からお話する対策をしっかりすれば80点以上の高得点を目指すことができるからです。
社会で高得点を取るために必要なこと
ここからは社会で高得点を取るために必要なことについてご紹介していきたいと思います。
大きく分けて2つの勉強をする必要があります。
高得点を取るために必要なこと①暗記を極める
社会で高得点を取るために必要なことの1つめは、「暗記を極める」ということです。
結局のところ社会って暗記なんです。
どれだけ覚えられているかという勝負だと思っていて間違いありません。
高得点を取るために必要なこと②考察問題を考える力をつける
社会で高得点を取るために必要なことの2つめは「考察問題を考える力をつける」ということです。
考察問題というのは、問題で図や表や資料が出てきて、それについて知識を用いて読み解く問題のことです。
例えば、2020年度の入試問題では、国別の発電量と二酸化炭素の排出量の表が与えられて考察をする問題や、県別の工業別の製造出荷額が表で与えられて都道府県を答えるような問題が出題されています。
これらの問題を解くためには、暗記した知識を使って問題を解く練習が必要になります。
そして、こういった考察問題は全国的にも増加の傾向にありますので、これからもどんどん出題される可能性は高いと思います。
2020年度の入試問題で正答率が低かった問題の共通点
実際に、平均点が下がった2020年度の問題でも正答率が低い問題は、「マニアックな知識問題」か「図表問題」です。
それらの問題を解けるようにしていくことができれば高得点を取ることが可能です。
それでは、ここからは実際の学習の方法をご紹介していきたいと思います。
兵庫県公立高校入試の社会で合格点を取るための具体的な学習法
兵庫県公立高校入試の社会で合格点を取るための具体的な学習法は以下の3つです。
②最新の入試問題を解く練習をする
③兵庫県公立高校入試予想テストを使って最終調整
1つ1つ詳しくお話していきます。
①一問一答問題集を覚える
基本事項の暗記には、旺文社の「入試問題で覚える一問一答」を使うことをオススメします。
赤シートで隠せるようになっていますので、隠して覚える、覚えられたと思ったら、一度書いてテストしましょう。
②全国の公立高校の最新の入試問題を解く練習をする
旺文社の2021年受験用 全国高校入試問題正解を使用して最新の入試問題を解くのがおすすめです。
ちょっと分厚い、値段も少し高い問題集なんですが、図表問題などは近年全国的に出題が増える傾向にあります。
これには指導要領の改定などが関係しているのですが、入試問題というのは流行りというものがあります。
ですので、古い過去問を遡って解くよりも、他地域のものも含めてここ数年の問題を解くことをオススメします。
特に社会は公民などで変更点があったりするものもあります。
ですので、過去問は3年分くらい解けば十分だと思います。
最新の入試問題を使って、図表の問題を解く練習をしていきましょう。
③兵庫県公立高校入試予想テストを使って最終調整
英俊社の兵庫県公立高校入試予想テストは兵庫県の公立高校入試の形式に合わせたテストで最後の調整にぴったりです。
過去問を3年分解いて、全国の公立高校の最新の問題を解いたら、相当な力がついているはずです。
その力を持って、兵庫県公立高校入試予想テストを本番だと思って解いてみてください。
一問一答は常にやり続ける
入試問題や予想テストを解いていっている時期も一問一答の問題集は常にやり続けてください。
人間というのは、しばらくやらない時期が出てきてしまうと結構簡単に忘れてしまうものです。
スキマ時間を見つけて入試問題の演習と並行して、一問一答問題集はできれば毎日取り組むようにしていってください。
・兵庫県公立高校入試社会の基礎知識
2020年は問題の難易度が少し上がりましたが、それでも社会は他の教科と比べて平均点が高く80点以上の人数の割合も高い教科です。
そのため、社会では高得点を目指してほしいと思います。
偏差値60以上の高校を受験するのであれば80点以上は取りたいです。
また、偏差値50~60の中堅校を目指すのであっても、70点以上は目指したいところです。
・社会の入試問題で高得点を取るために必要なこと
暗記を極める。
考察問題を解けるようにしていくこと。
この2つが大切。
知識を固めて、図表問題を解けるようにしていくと高得点を取ることができるようになります。
・合格点を取るための具体的な学習法
そのために、具体的な勉強法として3つご紹介しました。
1つ目が、一問一答問題集を覚えること。
2つ目が、最新の入試問題を解く練習をすること。
3つ目が、兵庫県公立高校入試予想テストを使って最終調整すること。
おすすめの問題集
今回の記事の内容を利用して、学力が上がってくれたらこれ以上のことはありません。
みなさんの成績アップを願っております!
兵庫いぶき塾
〒669-1103
兵庫県西宮市生瀬東町25-16
0797-26-7600
info@hyogoibuki.com