
みなさんこんにちは
兵庫いぶき塾 塾長の篠原です。
2学期の定期テストも終わり、中学3年生は入試が近づいてきています。
私自身は、兵庫県の学習塾で15年以上中学生に高校受験を指導してきました。
今回は、兵庫県の公立高校入試の数学についてお話していきたいと思います。
兵庫県公立高校入試数学
— しのはら塾長@兵庫いぶき塾 (@shinohara_ibuki) November 24, 2020
・満点は取れない
・上位校を目指す人は75点目標
・中堅校を目指す人は60点目標
👉勉強の仕方
①過去問を解いて分析
②学校のワークで、基礎的な問題を解く力をつける
👉得意な人
③「近畿の高校入試」を使って、難しい問題を解く力をつける#兵庫県公立高校入試#数学
この記事では兵庫県公立高校入試の数学の問題や受験生の得点の傾向についてご紹介いたします。
そして後半では、具体的な入試直前期の学習の進め方についてご紹介させていただきます。
兵庫県の公立高校入試の受験を考えている人はぜひご覧ください。
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今回の記事のながれ
①兵庫県公立高校入試数学の基礎知識
②兵庫県公立高校入試の数学の合格点の取りかた
③合格点を取るための学習法
この記事では、この3つについてお話していきたいと思います。
そういう人もいそうですが、できたら最初から読んでみてほしいです。
というのも、問題の傾向や受験生の得点の傾向に関する基礎知識は兵庫県の公立高校入試の数学を受験する上でとても大事なことなんです。
ですので飛ばさず聞いてほしいです。
兵庫県公立高校入試 数学の基礎知識
ここ3年の平均点は以下のとおりです。
2018年:54.9点
2019年:51.7点
2020年:52.3点
また、受験生全員における高得点率(80点以上)は以下のとおりです。
2018年:3.1%
2019年:2.4%
2020年:5.1%
また、2020年入試の得点の分布は以下のとおりです。
20~39点:18.4%
40~59点:39.9%
60~79点:31.9%
80~100点:5.1%
兵庫県公立高校入試の数学における最大の特徴は高得点率が他の教科より低いということです。
ですが、細かく数字を見てみると、60点~79点の平均点より高い点数を取っている受験生も多いです。
そして、反対に20点~39点になってしまった受験生も多いです。
標準レベルの問題はしっかり解ける60~70点台を取れる受験生と、そうでない30~40点台の受験生との二極化が進んでいます。
満点は必要ない
ここからわかることは、満点(90点)近い点数が取れなくても、十分最上位校に合格できるということです。
実際の目標は下記の通りです。
偏差値60以上の上位校を受ける受験生の目標点は75点
偏差値50~60の中堅校を目指すのであれば60点以上
この目標に対して、勉強をプランニングしていくべきなのです。
兵庫県公立高校入試の数学の合格点の取りかた
という感じでここからお待ちかねの本題です。
ここからは兵庫県公立高校入試の数学の合格点の取りかたをお話していきたいと思います。
入試問題の傾向を考えながら上位校の目標点である75点の取り方を考えていきたいと思います。
実際の問題の傾向について考えていきますので、手元に過去問がある人は是非そちらを見ながら読んでもらえればと思います。
②大問2からは、(1)(2)を答えられるように。
③関数を得意にして難易度の高い問題を解けるようにしていく。兵庫県の公立高校入試で75点を取る方法は上記の通り。
兵庫県の公立高校入試で75点を取る方法は上記の通り。
この3つを意識して学習すれば、75点が見えてきます。
①大問1の計算問題24点は絶対落とさない。
兵庫県の公立高校入試は後半の問題が難しいです。
「時間内にこんなの解けるか?」って問題もあります。
そして、それらの問題と大問1の計算問題は配点が殆ど変わりません。
そのため、ここでしっかり24点を取ることが大事です。
②大問2からは、(1)(2)を答えられるように。
2020年の入試だと、少し難しいものもあったのでそれらを差し引いて大問2から6の(1)(2)で解きやすいものを合計すると36点あります。
(大問2(1)3点・大問3(1)(2)7点・大問4(1)(2)(3)14点・大問5(1)(2)8点・大問6(1)4点)
学校のワークのレベルの問題がしっかり解けるようになっていれば、(1)(2)は解けます。
(3)以降の難しい問題をどうにかしようとするのではなく、取れる問題でしっかり取ることが大切です、
ここをしっかり答えることで合計60点。
偏差値50~60の中堅校を目指すのであればこれだけで合格点確保です。
大半の中学校だと後半の難問が解けなくても、ここまでしっかりやれれば合格が見えてきます。
③関数を得意にして難易度の高い問題を解けるようにしていく。
大問1の計算問題24点、大問2からの(1)(2)の比較的簡単な問題でここまでで60点。
上位校合格を目指す人は目標の75点を取るために、残りの15点をあとはどこで取るかを想定しておきましょう。
一番効率の良いやり方は、関数の難しい問題を解けるようにしていくことです。
関数の問題は、毎年難しい問題が出題されています。
60点くらいが目標になる人であれば、ここは解けなくてもいい問題ということになってきます。
ですが、上位校を目指す生徒にとってはここで得点したいところです。
なので、大問5のような対策のしやすい関数の問題を学習するほうが効率がいいんです。
合格点を取るための学習法
それでは実際に学習を進める流れをご紹介していきます。
①過去問を解いて自分の得意と不得意を知る。
②学校のワークを解いて、基礎的な問題を解く力をつける
③近畿の高校入試の関数を解いて、関数の難易度の高い問題を解く力をつける。
学習の流れはこの通りです。
1つ1つ順に説明していきます。
まずは、過去問を解こう!
自分がどこができていて、どこができていないのかを見定めてから学習しましょう。
わかった!
— しのはら塾長@兵庫いぶき塾 (@shinohara_ibuki) November 27, 2020
高校受験もポケモンも同じなんやわ!
次のジムのタイプを調べて、それに強いタイプのポケモンを育てておこうとするよね?
勉強にその考え、そのまま使ってみて。
受験する学校の過去問の傾向を調べて、それに強いタイプの勉強をすればいいんです。
高校受験とポケモンって一緒なんやね
次に、学校の問題集で基礎固め!
過去問をやって傾向を掴んだあとは、中1から学校で使ってきた学校の問題集をやりましょう。
中1の計算問題など、簡単だと感じる問題もあると思いますが、ここもミスをしないように全部解きましょう。
実際のテストだと思ってミスなく解ききる練習をします。
もし、学校の問題集が書き込みでもう使えない状況なら、学研の中学ニューコース問題集がオススメです。
そして、勉強をしている時に関数や図形など解説を読んでもわからない問題があれば先生に聞きに行く。
数学は理解できていないと次に似た問題が出ても絶対に解けない教科です。
ですので、わからないことがあれば、必ず質問に行きましょう。
学校のワークもしくはニューコース問題集が終わらせられたら、また過去問を解いてみましょう。
で、理解できていないと感じたところはもう一度やり直す。
これの繰り返しで基本的な問題をしっかり解ける力をつけていきましょう。
近畿の高校入試を使って関数の応用発展問題を解く力をつける
ここまでできて基本的な問題をしっかり解ききる力がついてきたら、英俊社の近畿の高校入試を使って関数の応用発展問題を解く力をつけましょう。
かなりレベルの高い問題もありますが、兵庫県の公立高校入試の難易度の高い問題への練習だと思って取り組みましょう。
これも、わからないところが出た時は質問に行き、わからないことを残さないことが大切です。
兵庫県公立高校入試数学の基礎知識
兵庫県の公立高校入試の数学は高得点率が他の教科より低いということ。
実際には60~70点台を取れる受験生と、30~40点台の受験生との二極化が進んでいます。
満点は必要ない。
偏差値60以上の上位校を受ける受験生の目標点は75点
偏差値50~60の中堅校を目指すのであれば60点以上兵庫県公立高校入試の数学の合格点75点の取り方
①大問1の計算問題24点は絶対落とさない。
②大問2からは、(1)(2)を答えられるように。
③関数を得意にする。
合格点を取るための学習法
①過去問を解いて自分の得意と不得意を知る。
②学校のワークを解いて、基礎的な問題を解く力をつける
③近畿の高校入試の関数を解いて、関数の難易度の高い問題を解く力をつける。
おすすめの問題集
ここでご紹介した学習法を使ってどんどん学力を高めていってもらえればと思います。
皆さんの高校入試での成功を願っております!
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