勉強のために部活をやめて成功する人・失敗する人

保護者様
勉強のために部活はやめさせるべきでしょうか?
「勉強のために部活をやめさせる」

こういった決断を考える方も少なくありません。
これまでも、こういったご相談をいただいてきました。

私自身、保護者様からこういったご相談を受けた時には基本的には「辞めさせないほうがいい」とお答えしてきました。

これまで、「勉強に集中するために部活をやめます」といって部活をやめて学業に力を入れて結果を出した生徒も確かにいました。
ですが、それ以上に部活をやめても結果を出せず失敗した生徒も多く見てきました。

部活をやめて成功する人と失敗する人にはそれぞれ共通点があります。
部活をやめるメリットとデメリットを含めてお伝えします。

結論からお伝えします。

勉強のために部活をやめたいと『自分から思っている』なら成功できる可能性があります。(失敗する可能性もあります)

部活をやめなさいと『言われてやめる』のであれば、失敗に終わる可能性が高いです。(成功する可能性は低いです)

詳しく説明していきます

部活動をやめるメリット

そもそも勉強のために部活をやめるメリットには何があるか考えてみました。

・勉強時間の確保のため

・体力的に厳しい

大きく分類すると、この2点ではないでしょうか。
この2点について考えてみたいと思います。

部活をやめて勉強時間が確保できる人と、そうでない人

保護者様
部活をやめさせて、勉強に時間を使ってほしいんです

この考えは、はっきり言ってなかなかうまくいきません。
というのも、子どもの優先順位を考えてみてください。

1位:部活
2位:勉強

になっていたら、勉強時間を確保するために部活をやめるというのもうまくいくでしょう。
部活をやめたら2位の勉強に意識を切り替え、集中して勉強できるからです。

といっても、こうなってる場合は勉強もまあまあうまくいっているはずなので、
保護者様から部活をやめさせたいなんて言葉は出てこないと思うんです…。

 

そして、子どもの実際の順位はというと、

1位:SNSで友だちとのやり取り
2位:スマホゲーム
3位:部活
4位:YouTubeを見る
5位:テレビのドラマ



?位:勉強

こうなっていませんか?
部活の他にも、やりたいこと・面白いこといっぱいあるんです。
部活を抜いても勉強時間が増えることはほとんどありません。

 

ちなみに、部活をやめて実際に勉強時間が増える人は勉強と部活が1位2位になっている人だけです。

部活も楽しくてやってたけれど、勉強で成果を出すために部活を自ら我慢してやめるというイメージですね。
こういう子は、やりたいことのために自ら取捨選択してるわけですから、成功する可能性が高いです。

 

反対に、そうでないのならば「勉強時間の確保のため」に部活をやめさせるのは効果がないでしょう。

 

遅くても中学校の部活、19時までには帰宅しているはずです。
中学生の平均就寝時刻は22時48分だそうです。

部活をしていても、毎日2時間ぐらいは時間があるはずなんです。
スマホやテレビやゲームに消えているその時間を上手に使うことから考えるべきでしょう。

部活をやめると体力的に楽になる

保護者様
部活と勉強の両立が体力的にきつそうです

部活と勉強の体力面での両立の難しさ。
この問題は塾で学習指導している私も日頃感じています。

日本の夏はここ数年、明らかにこれまでよりも気温が高まり更に感染症予防のためのマスク、など子どもたちが弱っている中での部活動。
部活中に熱中症になってしまった生徒もいました。

理学療法士が全国的に増え続けているそうです。
高校生の指導をしていますがその道を目指す生徒も今まで見てきました。
身体的に成長している中学生。
学校の部活動を安全におこなうために各学校に健康面の管理ができる専門家を入れてほしいというのが私の本音。

 

話が逸れました、話を勉強に戻します。
体力的な問題で両立が難しい場合、部活動を見直すというのはありだと思います。

ですが、部活動をやめると体力的なゆとりができる一方で時間の余裕もできます。
その時間をうまく使えるというと、なかなか難しいことだと思います。

「部活をやめたらその時間勉強しようね!」という親子間での口約束がうまく言っているパターンはほとんど見たことがありません。
家に帰ったら夕方のドラマの再放送を見て、スマホでゲームして…。となっていくわけです。

ですので、体力面を理由に部活をやめるのであれば空いた時間の使い方も同時に考えておくべきでしょう。
例えば、「早目の時間に塾の授業を入れる」であったり、「自習室に行って勉強する」であったりと言った感じで、強制力のある学習予定を入れるのがおすすめです。

ということは、どんな人が部活をやめて成功する?

時間のために部活をやめることは、他の楽しいことに時間が移行するだけ。
体力のために部活をやめることは、同時に空いた時間の使いみちが大切。

部活をやめてできた「時間」と「体力」を勉強に使う気持ちが強い人のみ、部活をやめることは勉強面にプラスになるでしょう。

反対に言われたからやめる人は成功しないのです。

自らやめるという選択をした人も、時間の使いみちはよく考えてから部活をやめることをおすすめします!

部活をやめるデメリットは?

反対に部活をやめるデメリットを考えてみます。

・人間関係の変化(悪化)

・学校生活のモチベーションの低下

・自信がなくなる

部活をやめた後にこのような事が起こる場合があります。

人間関係の変化

部活をやめると、これまで部活でつながっていた人間関係が変化します。
中学生は多くの子たちが、部活動を中心に人間関係を形成しています。

部活をやめるということは、その人間関係のコミュニティから抜けるということ。

人間関係の変化への適応に時間がかかることはありえます。

学校生活のモチベーションの低下

時間も体力も使っていた部活をやめるということは、学校生活の中心であったものを取り除くということになります。
これまで、部活を中心に生活がまわっていた中学生にとっては、生活の変化にストレスがかかることも考えられます。

部活の代わりになるもの(勉強の具体的な計画や仕組み)を用意しておくことが大切でしょう。

自信がなくなる

保護者様の意見で部活をやめさせた場合、
やりたかった部活をやれなくなったことからどんどん自信がなくなるということもありえます。

部活をやめるきっかけになった勉強がより一層嫌いになり、そして、自分の意見が通らない無力感を感じてしまうことにもなりえます。
そうなった場合、勉強をしてほしいという思いからやめさせたのに、より一層勉強も結果を残せなくなるということもありえます。

まとめ

・部活をやめることが勉強に対して「効果がある」中学生と「効果がない」中学生がいます。
勉強のために部活をやめたいと『自分から思っている』なら成功できる可能性があります。
部活をやめなさいと『言われてやめる』のであれば、失敗に終わる可能性が高いです。
・部活をやめても勉強時間は確保できません。
部活をやめて実際に勉強時間が増える人は1位:勉強、2位:部活になってる人だけです。
部活をやめてもスマホ・テレビ・ゲームといった、勉強以外にやりたいことに時間が移行するだけです。
・部活をやめると体力的に楽になるのは事実です。
体力的なゆとりができる一方で時間の余裕もできる。この時間をうまく使うのはなかなか難しいことです。
体力面を理由に部活をやめるのであれば空いた時間の使い方も同時に考えておくべきです。
・部活をやめるデメリットは、人間関係の変化・学校生活のモチベーションの低下・自信がなくなるなどがあります。
部活動を辞めた後、人間関係の変化への適応に時間がかかることもあります。
部活を中心に生活がまわっていた中学生にとっては、部活をやめた後の生活の変化にストレスがかかることも考えられます。
保護者様の意見で部活をやめさせた場合、どんどん自信がなくなるということもありえます。
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